Lady'80

2020年02月16日 | Weblog
そう40年前の化粧品のキャンペーンのキャッチフレーズを覚えている方は懐かしいと思うだろう。今も手元の文庫に使っている販促品の栞が、これである。

当時のキャンペーンガールは松原千明さんだったろうか。強くしなやかな自立した大人の女性の時代が来ると、誰もが未来に希望をもって歩こうとしていた。
男女雇用機会均等法もなければ男女平等も無くセクハラ、差別も当たり前の時代から、今は女性が働くことは大分改善されているとはいえ、Me too運動にもあるように、女性の働きにくさは依然としてまだまだだ。

私達はなんて当たり前のことができないのか。平和、軍縮、核兵器廃絶、環境保護、身近なモラルを守る事まで、本当に単純に大事で簡単な事なのに。一人一人が思っていれば叶うことのはずなのに、何十年も前からあまりに時間がかかっている。かかりすぎて、どうやら子供の時代にまでとは。あまりに情けない。
グレタさんを批判している人達は、子供や地球の未来に考えが及ばないのだろうか。


「カラヴァッジョ展」 あべのハルカス美術館

2020年02月12日 | 美術
今年もあっという間に2月です。

今日は大阪のあべのハルカス美術館で開催している「カラヴァッジョ展」と国立国際美術館の「インポッシブル・アーキテクチャー」「現代日本の美術意識」を梯子です。
展覧会も久々ですが、カラヴァッジョは東京に来ないのです。《執筆する聖ヒエロニムス》《歯を抜く人》等なかなかな見られない作品と同時代の作家の作品も並べられ、イタリアでも揃わないだろう展覧会でした。
また、「インポッシブル…」もコンペで採用されなかった設計やミース・ファンデル・ローエから安藤忠雄まで幅広く展示。あの国立競技場で残念ながら採用とならなかったザハ・ハディドの模型模型興味深く、こちらだったら日本のイメージも変わったのにと思う。

国立国際美術館