Kinki Kids 「L album」 CD

2013年12月17日 | 音楽
あれから体調崩し寝てばかりの日々。(×_×) おかげでゆっくりCDを聴けることとなった。
体調も精神もあやふやな時に彼らの音楽は涙なくしては聴けず、ついつい哀しくなったりこれじゃいけないと思い返したり、又混乱する次第(@_@)

でもひとつひとつの曲が懐かしい響きをもっていて、二人の声にのるといっそう哀愁おびて美しい。
どの曲も丁寧に作られているから、それぞれいいのだが、
Disk Loveでは「むくのはね」「この月は沈まない」「Cool Beauty」「恋は匂えど散りぬるを」が、
Disk Lifeでは「スピード」「変わった形の石」「Tomorrow Again」が好き。
どんな曲でも自分たちの世界に引き込んでしまう二人だけど、影には沢山の努力があるのだろう。年末のライブは行けることは叶わないから、DVDを楽しみに待っていよう!
でも来年なんて・・・まだ何も考えたくもない(T-T)

消えること

2013年12月11日 | 日記
人の生死はその人のものでもあるけど、どこか哀しくおかしいことを引き起こす。

ニュースで知らされた著名人の葬儀に駆けつけるファンの気持ちはわからないでもないが、身近な人の葬儀は行くのか?と疑ってみたり、ドラマの中でかわいそうな主人公の話に涙したあとで、バラエティを見て馬鹿笑いしたり。

人間の心は矛盾だらけ。

昨日、亡くなった人を思って泣いたことは、今日自分のことに摩り替わってしまう。
恐ろしくもあり情けなくもあり。

精神が不安定な(最近は常に不安定だけど)今だからと、思えない。どうしたらいい・・

遅すぎることと、まだ間に合うこと。

2013年12月03日 | 日記
 あれほど、危ない人と思っていたのに、周囲はそれに気がつかないのか。 
 
 彼の政権は彼の思うとおりに進んでいった。
 
 そして今、人々は、危ないと言い出してデモをしたり、声明を出したりしているが、
いくらなんでも遅すぎるでしょう。すでに半分通過している今、最後の砦に来てワイワイ騒いだところで、彼らはゴリゴリと古の暗い時代のように押し進めるだけ。
 I氏の言葉がそれを如実に物語っている。

 なぜ、彼をこのクニのいただきにすえてしまったのか?不穏な発言ににいつも嫌な気分にさせられていたことを、景気回復という飴で曇らされていたというのか?
 あまりに幼稚な××といいたい。もっと早く気がつくべきだったでしょう。

 でも、ここで映画人やら学者やら、著名人知識人と呼ばれる人たちが立ち上がれば、少しはマスコミもメディアも取り上げるし、一般人も、「そうか、おかしいことなのか!?」と気づくきっかけにはなるかもしれない。

 子供の世代にこの国が、笑って暮らせるブータンのようにとは言わないが、原発に頼らなくて住む社会になって、少しでもかせの無い自由な国として生き残っていられることを望んでいる。そのためには、私たち大人が、もっと賢くなり、公正な目を養わなければならないし、もっと発言していかなければならない。
 きっとまだまだ、間に合うことはあるはず。

「シダの群れ 港の女歌手編」 シアターコクーン

2013年12月03日 | 演劇
 今年もあと一月になってしまいました。
 いったい私は何をこの1年してたのか? 特に後半の半年は自分の時間は無かったような感じで、ここに来ても未だ落ち着かない気分です。

 というのも、自分の行事を入れても、自分ひとりで行動しているわけじゃないので、常に人に見られている感じがしてしょうがない。

 それでも前から楽しみにしていた芝居を見られて、少し感情を出せるような気がしていたのだが・・・。やはり誰かと一緒だと素直になれない自分がいる
 

 今回は「シダの群れ」として第3弾。1番目のとき、なぜチンピラの森本役に阿部サダヲを持ってきたか?
 こうして連作としての流れを考えていたからだったのだと、ようやく気がついた。岩松了の脚本、演出は、森本というやくざを通して、人生の哀しみ不条理さを描き出す。 
 2回を見ていないので詳しくはわからないが、1回では、慕っていた兄貴分を亡くし、2回では信頼していた若頭の水野も殺されてしまう。
 近い人を亡くしていく喪失感を常に漂わせる森本と、やくざな世界から自分の夢を持ち、それを叶えようともがく女歌手ジーナ(小泉今日子)が、少しだけ心通わす瞬間もつかの間。夢は裏切られようとしているし、モリモトの喪失感は深まり爆発する。

 人生は楽しいこともあるけれど、みんなその笑顔の陰に何かを背負って生きている。そして色々な人と出会いながら少しづつ、変わっていくこともある。でも自分ではどうしようもない環境にいる今だから、今回の芝居は、心に少し棘を残していった。