北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

MY NEW GEAR! ~Provision VJB-J-PS 1965~1966 Binding & Dot Double PG Black

2022年03月01日 16時19分50秒 | ベース

やっと少しずつ暖かくなってきた今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

私の自宅の周辺は札幌でも一番雪の少ないエリアなのですが、
今年は他の区よりかなり降雪量が多く、先日の大雪では一時的に積雪は 160 センチを超えました。
北海道は北国で雪に強いなんて言われてますが、実際札幌には 200 万人弱の人が暮らす大都市です。
そんな都市に一冬に 500 とか 600 センチの雪が降るわけですから
もちろん、世界的にはこんな都市はどこにもないわけです。
ですから、今年のように 40 とか 50 センチとかの雪が一晩で降りますと
交通機関は完全に麻痺するわけです。
しかも発達した低気圧の暴風オプション付きで来るわけです。
この大雪でJRは何日も全く動かず、飛行機も飛ばないし。高速道路も軒並み通行止めになる。
今年はこのような事が何度か繰り返されてます。
幹線道路も車線が半分以下になり、激しい渋滞が発生し。道路は寒暖が激しいので穴だらけ。
一台しか通れないだけでなく、4WD車があちこちでスタックし、そして冬では致命的な停電も発生しました。
高速も国道も地吹雪で立ち往生したり、追突事故も多数発生しました。
実際、路肩に車が何台も転がっている映像を見てびっくりしましたね。

それから、強風で雪が吹きたまり、家のドアや窓が雪に埋もれて開かなくなって、家から出られないという方もかなりいたようです。
私がこの地に生まれてかれこれ半世紀以上になりますが、こんな冬は本当に初めてです。
何で自衛隊の災害派遣要請しないんだ?といろんなところに書かれてました。まぁ、いろんな意味で忘れられない冬になりそうです。

さて、話は変わります。
2月のはじめにとあるベースをデジマートで発見しました。
実際に出島に上がったのは1月の終わりだったようですが…

いわゆる大手楽器店のこだわりのオーダー品です。その名も

Provision VJB-J-PS 1965~1966 Binding & Dot Double PG Black アルダー/ハカランダ

その名の通り Provision のVJB で 1965年から1966年初期の仕様で
いわゆるバインディング&ドットのパドルペグってやつです。
アルダーボディのラッカー塗装、指板はハカランダのスラブ貼り。

以下、商品説明の抜粋になります。

当機は1965~1966年スタイルのFenderジャズベースを踏襲したバインド・ドットインレイを施したネックに、パドルペグを採用!
ブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)仕様の晩年期をイメージした、ビンテージ・リスペクト・スペック!
当時のカスタム・カラーであるブラック・カラーをマッチングヘッドにて採用。
仕上げを「半艶」ではなく「7分艶」にすることで、適度な光沢感とサテン感の組み合わせが高級感あるフィニッシュになっています。
また、ボディカラーに合わせピックガードが2種類付属します!
史実に基づいた3プライのエイジド。ホワイト(パーチメント)と、Provisionが特別に用意した「マーブル・イエローべっ甲」。
太すぎず細すぎずの絶妙なグリップのネックは、堅牢なハード・メイプルを採用。そして指板には黒々としたハカランダをスラブ貼りで使用!
タイトでサスティナブルなサウンドと、滑らかなフィンガリングはさすがハカランダと感じざるを得ないものになっております!
ビンテージでも非常に珍しいスペックでもあるアッシュボディとハカランダとの組み合わせにより、より抜けがよくハリのあるサウンドになっています。
特筆すべきは、この年式の特徴であるバインドネック・パドルペグ(丸ペグ)。特にルックス面で大きく目を惹くポイントとなっており、アイコニックな当機の溢れる存在感に一役買っています。

実はご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、昨年、これとほぼ同じスペックのサンバーストカラーが売られてました。
すごく欲しかったのですが、まぁ、諸事情により購入できずに、そのうち売れてしまいまして…
今回は渋い黒のマッチングヘッドということで絶対欲しいと思いました。

欲しい、とても欲しい~ 日々、その思いはつよくなります。

しかしまぁ、このこだわりの仕様ですので、
通常の Provision VJB-Pro よりはるかにお高いお値段です。
先日このブログでも取り上げた Black Smoker の TRAD MASTER BETA とほぼ同じ価格帯ですね。

悩み抜いた上に、
この仕様の市販品はおそらくカスタムオーダー以外もう出てこない
という結論にいたり、ついに購入に踏み切ったわけです。

それに、この仕様(バインディングドットのハカランダ指板)は
私の大好きなベーシスト 多田尚人さんが使われている
Provision VJB-NT#001 とほぼ同じ仕様になるんですね。

それから、もう一つ良いと思ったのは以下の項目ですね。
(これも商品説明の抜粋になります)

ネックの調整に関しましても、ネックエンドに当たるボディ部にトラスロッド用ザグリを施すことにより、ネックを外さずともピックガードの着脱のみでネック調整が可能となっています!
この部分は意外にもオーダーでの仕様となっており、細部にも妥協を許さない当店オーダーの妙が光ります。

これはとても便利です。
ネックを外してのトラスロッド調整は手間ですものね。
このようにピックガードを交換する手軽さで調整できるのはとてもありがたいです。

それから、パドルペグは順巻きです。
ATELIER Z なんかに慣れている私には違和感がないですし、
この漆黒のハカランダ指板、とても素敵です。
そういえばうちの VPB もハカランダでした。

さて、インプレになりますが…
まだゴリゴリに引き込んだわけではないのですが、
音の印象は一言で言うとタイトでどんなジャンルにでもあいそうな印象です。
ボトムはかなりしっかり出ていて、ドンシャリな印象です。適度なコンプ感もあって…
ピックアップは高出力ではなく、バランスの良さを目指した感じですかね。

現在ピックガードは出荷時の「マーブル・イエローべっ甲」にしてますが
機会があれば「ホワイト(パーチメント)」に変更してみようかと思います。

ノイズについてはやはり Crews あたりに比べると少し対策は甘いですかね。
まぁ、さほど気にはなりませんが。

あと CAR の VJB と比較すると少しヘッドが重たい印象ですね。
これはネック自体がバインディングで重たいせいでそう感じるのかもしれません。

ただ、ネックはとてもしっかりしていて、ロッド調整は全く不要な感じで安定してます。
とても弾きやすく、とても扱いやすいです。

ちょっと前に別のベースを購入したのと、値段的なものもあってかなり迷いましたが思い切って買って良かったと思ってます。
これから使い込んでいってどんな感じに変わっていくかとても楽しみですね。

まだ、もったいなくて持ち出せない感じなので、スタジオデビューは少し先になるかもしれません。
大事に育てていく感じかな?

このベース使ってると、CAR の VJB のペグもパドルペグにしたいなぁとか思っちゃいますね。

やっぱり逆巻きよりこの順巻きが好きな私だったりします。
Provision 最高です(^_^)v

ちなみに VJB-J-PS の PS は Pro Series の略だろうけど、
J はいったい何なのかな?と思ったら、
ハカランダ(Jacaranda)の J だったんですね。
最近、そういう型番にしたんですね。知らなかった。

コメント (3)
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