北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

SB-1000 到着!

2015年01月10日 23時27分42秒 | ベース
前回はYAMAHAのBB2000の話を書きました。

BB2000は既に手元に届いているのですが、
まだ調整をしていないので
インプレはまたの機会にします。
ただ、印象としては出音はかなり小さいですね。
音質は思っていたとおりの感じですが。。

最近のBB(以前使っていたBB1024なんか)は
アクティブに負けないくらい大きな出音だったんですけどね。

今回はアリアプロ2のSB-1000の話です。

以前、一度弾いてみたいベースとして書きました。

実はSB2000を購入した数日後に、
中古のSB-1000が関西の楽器店で売られているのを発見し。
程度の割に値段もかなり安かったので即決。

しかも速攻で届きましたね、これが。
関西の楽器屋さんは仕事がすごく早いです。(^^)//゛゛゛

東京の楽器店はものがあっても届くまで
4、5日かかることがあるんですよね。

まず、出してみた最初の印象は

ボディでかっ!
ヘッドでかっ!
重たっ!(笑)

まぁすべて予想はしていたんですけど
実物を手にすると予想以上にくるものがあります。

Spectorと並べるとさらに大きさが際立ちますなぁ。。

よく見るといくつかボディに打痕もあり。。
でも黒なので目立たないし。

やっぱ黒はかっこいいです。

早速チューニングして弾いてみる。
出音はアクティブベースの割におとなしめの音量。
Spectorよりすこし小さいかも。

ジャックを挿した瞬間からLEDが点滅し始める。

どうやらこのLEDインジケータは
ローパスフィルター回路をONにした時に点灯するのではなく
回路のオンオフにかかわらず、常に点滅するように
なっているようです。

まぁ。。この使用は個人的にありだと思ってます。
それに常に点滅している方がちょっと格好良いですしね。
バッテリーの状態もわかりますので。
実際ローパスフィルターは使わなくても私好みの音はでてますしね。
(※後日加筆修正。この常時点滅は改造されているせいなのかと思ってましたが
 実際は85年のSB-1000はこれが標準仕様らしいです。)

で、弾いた感じですが、
ボディは重たくてでかい。(既に書きましたか。。)
でも、ストラップで弾いたときのバランスは良い
さすが「スーパーバランスドボディ」!
こんなにでかいヘッドなのに、ヘッド落ち皆無。
ネックは太くもなく細くもなくちょうど良い感じ。
ただ、ローフレよりハイフレにいけばいくほど
厚みは薄くなっていく気がする。
そのせいでローフレットは厚く感じます。
これもボディエンドからカッタウェイ側へ向かいボディ厚を薄くする
「スーパーバランスドボディ」というせいかな。

ナット幅は結構ありますね。45ミリくらい?

私はネック幅は気にならないタイプなので
全然違和感なし。

エボニー指板は風格があって良いですね。

音色は一言で言うと。。

まさに80年代のプリアンプ付きベースの見本みたいな音。

ブリッとしていて。。そして少しローファイな感じ。
うーん。まさに80年代の音ですね。

DURAN DURAN のジョン・テイラーのベースの音だ~\(^O^)/

で、今回弾いてわかったのは。。
いわゆる重低音といわれる下の帯域が見事にカットされていること。
4弦を弾くとよくわかります。

回路でやっているのかもともとのピックアップの特性なのかは
ちょっとわからないのですが。。
「ミドルの音を引き立て音のエッジ感をカットした独特の音をもつPU」
って商品紹介に書いてあるのでもしかすると
アクティブサーキットではなく、ピックアップの特性なのかな。

だからこそこのブリッとした独特の音抜けなんでしょうね。

スラップすると。。。

サムピング時のつぶれた感じとか
プルしたときの高音の出無さ加減とか・・

このあえて上と下の帯域をカットしたローファイ感。
たまらないですね。

昔のファンクとかによいかも。

あとかなり良かったのが、
ピック弾き。

ミュート気味に弾いた感じがこれがまたいい。
ピックで弾くときはトーンをほんの少し絞れば
さらにナチュラル感が増します。

こんなお気に入りの SB-1000 ですが。。。
たったひとつしっくりこないのは

弦間の狭さ

計ったらブリッジで16ミリくらいですね。

うーん、このナローな仕様だけは苦手ですね。

私はバダス1の弦間になれているので。。。
あと2ミリは欲しいなぁ。。

5弦とか6弦ベースを弾きこなす人はきっと
違和感ないのかもしれません。

個人的にはやっぱ少し弾きにくいです。

ボディとヘッドをひと回り小さくして、
さらに軽量化して、
音をもう少しハイファイな感じにすれば

きっと今でも結構売れると思うんだけどなぁ。。

アリアさん、2000年代のSB-1000を作りませんか?

さすがにここまででかくて重くて弦間狭いと
私はステージでは使えないかなぁ。。

いずれにしろ、
SB-1000はいろんな意味で興味深いベースです。

音が気に入る人にはたまらない一品だと思います。(^^)v
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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あけましておめでとうございます (あばちゃん)
2015-01-17 18:10:05
お久しぶりです。
ついにSBを入手なされたのですね!

やはり個性的な設計ですよね。
とても気に入っているモデルなのですが、自分にもいくつか不満はあります。

以前お話しされていたSB 1010は、弦間18mmでボディも小ぶりに設計されています。
機会があればぜひお試しください。

ですがやっぱりオリジナルのサイズの方がかっこいいかもしれないですね(笑)
1010はダイキャストブリッジですし。
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SB-1010いいなぁ~ (北の国のベース弾き)
2015-01-18 00:49:36
あばちゃんさん>
コメントありがとうございます。
買ってから判ること結構ありますよね。
いよいよSB-1010欲しいなぁ。。
SB-1000は一度弾いてみたかったし。。
音に関しては予想通りだったので
満足してます。
ただ、ステージで使用するのは
かなり厳しいかなと。。
なので。。
満足したら。。そのうち手放して
SB-1010 探そうかな。。
返信する
返信ありがとうございます (あばちゃん)
2015-01-19 20:42:55
買ってからわかることがある、全くその通りですよね。
本当は試奏すれば良いのですが、
SB‐1010が販売されているのを知ったときは道東に住んでいたので試奏するチャンスなどありませんでした。

ちなみに私の1010の重さは4.3キロぐらいです、体重計で量ったので正確でないですが。
見かけたらぜひご検討ください。
返信する
1010 (北の国のベース弾き)
2015-01-20 00:00:05
1010でも4.3キロか。。
明らかに1000は4キロ台後半の重さですからね。。
Airaなベースが語られてますね。
英語のページですけど。。
1000との対比がよくわかります。
http://ariabasses.blogspot.jp/2010/09/aria-pro-ii-sb-1010.html
返信する
Unknown (まも柴)
2015-01-31 16:13:19
しばらくぶりです。SB購入されていたんですね。
私は弾いてみて今一感があったので一旦ペンディングしました。
今はFLEA BASSを購入してOBP-1を積んだりして遊んでいます。EMGにも近々換装予定です。
元々のピックアップも意外とブリっとした音が出るので気に入ってはいますがね。。。

NAMMのスペクター新商品が早く国内に入ってこないか、と楽しみにもしています。
返信する
北の国のベース弾き (基本は)
2015-01-31 17:19:12
まも柴さん、ご無沙汰しております。
SB-1000は昔から一度弾いてみたいベースでして。そういう意味では満足しました。
しかし、いろんな意味でまたスペクターに戻ってくる感じですかね。
FLEAベースですか。最近あまり見なくなりましたが、ポップな色が印象的でしたね。
EMGにアギュラーですか。
なかなか楽しめそうですね。
返信する
千葉のsb弾き (かっちん)
2017-03-14 14:36:37
はじめまして。
アリアプロⅡSBに関して、2・3気になる点がありましたので、記述させて頂きたく思います。
まず、bbサーキットですが、そのキモはノイズキャンセリングシステムにあります。
サウンドメイクの点では、さすがに最新のプリアンプと比べて凡庸性に欠ける、と言わざると負えない物ですは、ありますが、固有の癖が売り、の物です。
「あのころ オイラはギター小僧だった」 と言うブログが、
詳しいと思われますので是非、参照頂ければと。

SBベースのデザインは、現atlansiaの林氏が行ったものですが、度々話にあがります、ワイドナット ナローピッチの件ですが、以上の意匠を用いる事により、(例えば、)フェンダーベースにありがちなピッチの曖昧さを回避する意図があり(当時のカタログにもインフォメーションされていたと思います。)、昨今のバズフェイトン
チューニングシステムやサークルフレッティングと同様の効果を構造的に狙ったもので(所謂、クラシックギターのネックを御想像頂ければ、と思います。)
実際コード、和音弾きの際のイントネーション、明瞭度は、他のベースと比べものにはなりません。

また、マツモク製作の楽器の面白い処で、
楽器の個体差が、「かなり」あります。 楽器重量のみならず、使用材の相違 ネックグリップ等・・・。
現在、当方所有のSBは3本ですが、ネックの握り、重さ共、それぞれ異なって(それも、極端に)折、当ブログ
で言われる、SB=重いとは一概には言えない、と思われます。(当方の最軽量SBで約3.8kg程度)、ですので、こまめに当たれば必ず御希望にそう一本に出会えると確信しております。

参考になれば幸い、と存じます。   では!



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興味深い話ですね (北の国のベース弾き)
2017-03-14 22:53:46
>千葉のsb弾きさん
コメントありがとうございます。
確かにクラシックギターも同じような感じですね。
とても興味深い話をありがとうございます。
個体差結構ありますか。
軽めの個体がないか探してみたいと思います。(^^)v
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Unknown (まも柴)
2017-08-11 14:13:29
まだお持ちかどうかわかりませんが、この度SB購入しました。
しかもクリフモデルのオリジナル82年製です。
仕事の関係でまだ取りに行っていないのですが、楽しみでなりません。
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ナローブリッジ (北の国のベース弾き)
2017-08-12 20:02:59
まも柴さん、こんばんは。
SB購入されましたか。
クリフモデルってプリアンプ付きでしょうか?
弦間が私には狭すぎたのでSB-1000は手放しました。
先日い○べ楽器に格安のSB-1000/Bが売られてて..
思わず買いそうになりましたが、ぐっとこらえました
(笑)。今のSB1000は19mmブリッジなので弾けそうですので。ナローこそがSBだと言われる方もいらっしゃるとは思いますが。
SBを購入するのはなんとかこらえたのですが。。
某アト○エなんとかのM2○5の中古が格安だったので
ついポチッとしました。いわゆるアクティブのフルボディジャズベ系ですね。
相変わらず重ためのアッシュ(とはいえ4.6キロくらいなので軽め?)肩には優しくないですね。(笑)
実はアト○エZって試奏したことは何度かあるのですが、実は所有したことはなくて初アト○エだったりします。最近はそんあ感じですね。ではでは
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