春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

八福神 ユーホルビア属

2020-05-06 | 多肉植物

八福神は数十年前、タイ、バンコク郊外で、日本の当時ジッポー会社のオリジナルとして

造られたトウダイグサ科、ユーフォルビア属の多肉植物です。

 

色彩の2対の花の様な形は、苞葉で多彩な色を出します。 中央の部分が花です。

多花性、耐寒性 耐暑性、すべてに優れ、長い間色彩豊かに、彩りを見せてくれます。

我が家ではすでに3月の終わりごろには、苞葉の美しい姿が見られます。

幹にはとても鋭いトゲを出す八福神です。

 

東南アジアのベトナム タイなどでは、家の守り神として、玄関や門の

入り口に巨大な八福神を多数見てきました。

 

 

 

 

 

苞葉の色の緑色が時間が

立つにつれ赤に変わります。

 

 

 

懐かしい現地の八福神

 

 

 

花キリンは多くの品種が出回ってます。

幹に刺の無い花キリン

商品名がシャインキッス。

深紅の花が美しい品種。

 

 

 

シャインキッスは花のサイドから

再び苞葉を出し2段咲き、

3段咲きと変化してくる花キリン。

 

 

大花花キリンと言われる品種

 

 

 

 

花キリンの原産地はマダガスカル

幹が下に這うように伸びる

刺も強刺、

花も原種ゆえに小さく

この改良種が現在の沢山の花キリンです。

 

 

 

 

馴染みの薄い花キリン、

現在みられる多種多彩な

花キリンたちは原産地の原種から

生まれた歴史があります。多種多彩

な色彩を出します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


開花迫る 巨大な蕾 サボテン

2020-05-05 | サボテン

5月になると、多くの花サボテンが蕾を上げて、咲き始めてきます。

種類はエキノプシス、ロビビア、ロビエンシス、ロビプシス、

交配種のサボテンたちの花の競演になります。 

 

今年は最初に大型の

花を咲かせる、エキノプシス属の紅鳳丸、さらに種から育て上げた、初めての開花

短金丸が咲きだす異例の開花になります。 夜花の1日花、あと数日で

開花 蕾の状態を久しぶりに早朝の撮影を載せて見ます。

 

短毛丸と金盛丸との交配種 短金丸 作り上げたサボテンで10年の

歳月がかかってますが、私も初めて見られる花、期待をしてます。

 

左、紅鳳丸 右、短金丸。

 

 

 

 

 

2017年開花時、しかしかつて

群生咲は1度もありません。

今年は満願が叶いそうです。

出会いの少ない紅鳳丸。

深紅の花を。

 

 

 

 

短毛丸×金盛丸の掛け合わせ、 短金丸 実生苗から10年目で開花です。

花はどの様な形状か、色彩は純白、果たして香りは、エキノプシス属両者の掛け合わせ。

交配種つくりは多くは作らないのが私の主義。種は残しますが。

これは交配種つくりの鉄則として聞かされてきました。

 

 

 

 

 

数日で開花いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ホオノキ 開花

2020-05-04 | 樹木

自分が樹木の中で最も愛する花、朴の木の花、毎年早めに御苑内に来るのですが

3月27日から閉館してます。 ホオノキの花は4月の下旬ごろから咲き始めます。

残念ですが長い間追いかけてきた、樹木最大の花は御苑では今は見られません。

 

この時のために見つけてた、埼玉岩槻、城址公園のホオノキの花を載せます。

この花は最初の1日だけが見事に花を見せてくれますが、 この中にすぐに

香りで花を見つけ昆虫たちがシベをまさぐると、綺麗さは無くなります。

 

一瞬の撮影にかけてる撮影者は、過去に花図鑑の中にあと2人居ました。

個体数が少なく、ホオノキに出会うことが少ない樹木。花の美しさは一瞬。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本で最大の樹木の花、ホオノキ

美しさ、気品、葉の大きさ

どれをとっても

見事です。

更に続くのはタイサンボクの花

樹木の花に目が離せません。

 

 

 

 

 


輸入サボテン 30年目 仁王丸

2020-05-03 | サボテン

30数年前に、ボリビアから輸出代行業者に頼み、現地のエキノプシス属を

数点依頼をかけました。 当時長野の今の交配士のお父様がまだ現役のころ

輸入の手続きを後押ししてくれました。 当時は羽田の植物検疫所での直接の

受け取りで輸入国の検疫証明書が必要で、やり方を聞いて、すべて自分で

手続きを行ったのを忘れもしません。 根に土が付着したり、病原菌が見つかれば

その場で処分されることも、数十年の中にはありました。 今日のサボテンの輸入物

 

懐かしく4年ぶりに移植でした。 しかし株自体も重く、サボテン刺に、

悪戦苦闘で何とか1人で大鉢に移植が終わりました。作業工程は載せるのは

久しぶりです。 高さ35cm 直径15cm 重量あり。

 

一番は根張りがしっかり確認できたのと、培養土に根が確実に絡んでるので

赤玉、鹿沼、燻炭、軽石、ゼオライト、バーミキュライト 424423の配合が正解

と確信いたしました。 根に絡みつく白いネジラミもなく良好でした。

 

30年前以上は根は付いて無く、球形の

10cm位の株でした。

今は高さが増すサボテンです。

 

 

4年前の植え込みの時は、多くの細根をカットして植え込みました。

輸入球の根張りは大変難しく、見た限りは良好な根張りと思われます。

培養土に根が絡みさらに細根が絡みつく、サボテンの鉢中の良好な根張りです。

 

 

 

植え替えは今後はしないつもりで左の大鉢に移植しました。

すでに強刺で重く持つことが出来ません。

 

 

 

   

植え替え完了です。生長点あたりの茶に変色した色が、気にかかり去年から

春先に移植をして根の状態を確かめました。 異常無し、今年の成長を

これから確かめます。

 

  

 

30年ばかり名無しのサボテンでしたが、輸入した時のラベルがありませんでした。

しかし去年花が咲いてこの花を見てエキノプシス属、仁王丸と確信いたしました。

 

特徴は大きな白花、(15cm)しべの多さ、へばり付く様なオシベ、メシベは中央から

伸び上がる、株の刺の出方。  サボテンの専門業者にも見てもらい確信を

いたしました。 ボリビアの山間部に咲く薫り高き、1日の夜花は今年も

咲いてくれるでしょうか。

2019年7月開花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ヒトツバタゴ 開花

2020-05-02 | 樹木

別名、なんじゃもんじゃの木。 細い花びらを枝先に多数つけ、

5月の初めごろに安行地区に咲き始めてます。 なんじゃこの木は

と言われる、わからずの木からの由来が、別名です。

 

細い花の様に見えますが、良く見ると筒形の花の全体が4つに裂けてる

形状です。樹木の上部を真っ白に染め上げます。葉の美しい

緑色滑らかさ、5月の上旬に真っ白に樹木全体を染め上げる姿は

5月に相応しい樹木です。 安行地区ではこの1本だけです。希少種となってます。

 

花と緑の振興センター内にある樹木ですが、5月連休は閉鎖されてるので

安行花街道からの撮影です。全体像が撮れません。お許しを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お馴染みのレッドロビン、垣根に良く使われます。紅の美しい樹木ですが

植え付けると、強い性質で数年で大きくなり、毎年剪定して樹勢を整えなくては

大きく育つので困ります。 自宅で20年前に道路前に20本細い苗木を20mに

植栽しましたが今では毎年剪定、春先には古い葉を道路に

落とし、毎日の

掃除で、これから垣根を作る人は、要注意です。 剪定も掃除も私の分野。

 

10年前に川口駅前、リリア文化会館前に植栽したレットロビンは2年前

剪定を1回して寸止めをしましたが、毎年小さな美しい、花を咲かせます。

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

     

     

 

 

巨大に育つ、レットロビンもあります。 8m近い樹高の木。

 

 

 

明日は久しぶりの休み

自宅のサボテンを植え替えを

する予定ですが?

 

 

 

 

 

 

 

 

       

 

 

 

 

 


リビングストーンデージー 

2020-05-01 | 植物、花

川口駅前の西口大通り、3キロ、およびその幹線道路に毎年4回、大樽ポット

 

 

総数70個に植栽される、デージが今満開です。 今年は安行地区から

リビングストーンデージーを植栽いたしました。 

 

日が昇ると極彩色の花を咲かせる様子は5月に相応しい彩りの花

1m大きさの丸鉢の中に散りばめれば、花の絨毯が広がります。

川口1丁目~3丁目、西口メーン道路は今1番の鮮やかさを見せてくれます。

大変な季節を今は迎えてますが、花々はいつもと変りなく、美しさを誇ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年で3年目、川口市役所の街路樹課、公園緑地課の依頼で1年再び

川口市西口公園の整備と花壇の植栽の仕事を請け負いました。

最初の仕事が4月に毎年行われ、川口駅西口前の広場の花壇の植栽と

清掃で、今花壇内は花々が満開、中央には35年以上前に、長く西口の大規模開発を

行った際に、埼玉の県木、ケヤキの樹木を植え付けて以来大木になり、月日の流れを

感じてます。 運搬、グレーンで植え付けたのは私たちで、思い出のケヤキの下に立ち、

見上げる姿が、当時の思い出が蘇ります。当時はまだ5m近くの中木でした。

 

 

4年前に樹勢が悪くなり幹に布巻

をして根元に活性剤を施し

やっと回復してきました。

毎年、若芽を吹きだす

様子は、若い頃の自分を

思い出させてくれます大切な樹木です。

 

 

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


シャクナゲ鉢 売り出し業者

2020-04-30 | 植物、花

安行地区、安行道の駅の5月の連休の4.29~5.6の大きな花物、樹木の

即売が中止になり毎年人気のシャクナゲの業者さんは、初めて自社の

入り口で膨大な鉢数を値引きして売り始めてます。 通りすがり立ち寄りました。

 

歴史が古い5月の売り出しが中止(各地で同じようの中止)になり、手塩に育てた

鉢物、しかし場所が悪く駐車場もなく、苦戦、仲間と張り紙を出し、

あゆみ野花キ部門でポスターを昨日貼り、本日お客様が多数来られ

たとの報告を頂きました。 昨日の撮影を載せます。

 

入り口が狭いので両脇に

並べてます。多種多彩なシャクナゲ

下の段が値段700、 上段が1000.

格安です。3鉢購入しました。

売り手は社長さんの奥様。

 

耐寒性のあるシャクナゲは夏の蒸し暑い気候は嫌います。

鉢物は夏の暑さや、強い光線を嫌います。 特に葉焼けには注意が必要です。

成長が活発になると鉢物では細根が地表に張り水はけの良い、腐葉土を

混合して土壌作りをすることが大切です。 どちらかと言えば酸性土

が適合で花付きも良くなります。 

 

   

 

 

  

 

下は畑の中に作られた、温室4棟の中の景色。

 

 

 

 

 

 

本日安行花き部の店舗に

お客様が多数お見えになり

駐車場も50台以上は止められるのですが

駐車待ちになる始末、案内係も出し

レジも並ぶ状態、

改善案をこれから検討する。

温室はすべて天窓、横窓開放

レジは2.5m間隔、受付は3人確保

レジ打ちはベテラン2名

全てのお客様、従業員全てマスク着用。

その他明日から実行。 今日は久しぶりに

疲れました。レジ打ち頼まれましたが

逃げました。 帰宅です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


シャクナゲ栽培家 

2020-04-29 | 植物、花

安行花街道3.5キロ終点の高速道路手前には、安行一のシャクナゲ栽培家

長嶋氏のお宅があります。 毎年オープンガーデンとして幅広く、見学者の

皆さんにお庭を開放いたしてます。 本日、園主が在宅で、庭に入り、

撮影の許可頂き、載せて見ます。 芍薬、ジャーマンアイリスは、

5月の中旬ですが、 専門のシャクナゲの大株は満開でした。

 

長くお付き合いをさせてもらってますが、栽培技術のお話になると

長くなるので、うまく切り上げました。技術の蓄積は安行一のシャクナゲの栽培士。お庭から。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

   

 

長嶋さんのお宅の庭の最も艶やかさは、芍薬、ジャーマンアイリスの最盛期の開花

と言われてます、毎年5月の連休明けの10日前後の期間は大勢の、お客様で

賑わいます。 今の状態を載せて見ます。

 

芍薬 数輪咲き始め。開花時期は強化

ビニールで覆われます。

 

 

 

 

 

 

 

去年の最盛期5月10日

 

 

ジャーマンアイリス

 

 

1輪咲いてます。

お元気な園主の長嶋さん。

 

 

 

 

 

最盛期の5月中旬。去年。

 

 

5月の連休中は多くの安行地区は

花々を見る場所は閉鎖状態になってます。

寂しいですが、今日は私も目の保養を

させてもらいました。

長嶋栽培所様有難うございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


サクラソウ

2020-04-28 | 植物、花

サクラソウは地元埼玉県の県の花。有名な荒川河川敷、田島ヶ原には

毎年4月にはサクラソウ祭りが行われてますが、今年はコロナウィルスの

感染予防のため4月に中止が決定されました。

 

我が安行地区には数が少なくなりつつある、桜草を育てる会があり、私も

会員でお手伝いをしてます。 今年も鉢植えにされた約200鉢以上の苗木を

植物園や公園の花壇の中に植え付ける作業が4月の初めごろから

行ってます。 20数年前に田島ヶ原の広大な敷地には、見事な桜草の群生地が

見られましたが、今ではそれは過去の思い出、桜草を栽培して現地に戻す

地道な作業が仲間とこれからも続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

サクラソウは昔に園芸種の栽培が多く行われてました。江戸時代。

 

今でも多種多彩な花色、咲き方は趣味家の方々が栽培の結果です。桜草品評会も行われてます。

国の天然記念物に指定されサクラソウ属は500種を超えるまでになってます。

今の時期、咲き誇る桜草、大群生を見た私たちは、昔の思いを持ち、栽培を

長年これからも行います。

 

 


ハイノキ 灰の木

2020-04-27 | 樹木

小さな細い枝を出し成長の遅いハイノキ、常緑樹で有りながら細く

繊細な葉を、枝一杯に付け、一番の特徴の美しい白い花を、咲かせる

ハイノキ、  白花は小さな5枚の花弁、長いオシベがまるで

星花火のように咲く花姿、とても目立ちます。 

 

秋には実を付けてそれが濃い紫色に変化する樹木、安行地区でも

極めて少なく、花と緑の振興センター内に、見本樹として植栽されてます。

肥料もあまり必要としなく、剪定もあまり必要なく、季節をまたいで

観賞できる、ハイノキは庭にシンボリツリーとして植栽される。

 

庭園樹としてかなり人気があり1年を通して、眺められる樹木として

人気があります。 個体数が少なく今でも希少樹となってます。 灰の木。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終わりが近づきましたハナズオウ

最後に出会ったのが

自分が一番の気に入った

ハナズオウです。

枝に戯れる花姿が素敵。

 

 

 

 

  

 

安行地区最後のモクレンです。初春を彩った木蓮の数々、彩りを有難う。