30数年前に、ボリビアから輸出代行業者に頼み、現地のエキノプシス属を
数点依頼をかけました。 当時長野の今の交配士のお父様がまだ現役のころ
輸入の手続きを後押ししてくれました。 当時は羽田の植物検疫所での直接の
受け取りで輸入国の検疫証明書が必要で、やり方を聞いて、すべて自分で
手続きを行ったのを忘れもしません。 根に土が付着したり、病原菌が見つかれば
その場で処分されることも、数十年の中にはありました。 今日のサボテンの輸入物
懐かしく4年ぶりに移植でした。 しかし株自体も重く、サボテン刺に、
悪戦苦闘で何とか1人で大鉢に移植が終わりました。作業工程は載せるのは
久しぶりです。 高さ35cm 直径15cm 重量あり。
一番は根張りがしっかり確認できたのと、培養土に根が確実に絡んでるので
赤玉、鹿沼、燻炭、軽石、ゼオライト、バーミキュライト 424423の配合が正解
と確信いたしました。 根に絡みつく白いネジラミもなく良好でした。
30年前以上は根は付いて無く、球形の
10cm位の株でした。
今は高さが増すサボテンです。
4年前の植え込みの時は、多くの細根をカットして植え込みました。
輸入球の根張りは大変難しく、見た限りは良好な根張りと思われます。
培養土に根が絡みさらに細根が絡みつく、サボテンの鉢中の良好な根張りです。
植え替えは今後はしないつもりで左の大鉢に移植しました。
すでに強刺で重く持つことが出来ません。
植え替え完了です。生長点あたりの茶に変色した色が、気にかかり去年から
春先に移植をして根の状態を確かめました。 異常無し、今年の成長を
これから確かめます。
30年ばかり名無しのサボテンでしたが、輸入した時のラベルがありませんでした。
しかし去年花が咲いてこの花を見てエキノプシス属、仁王丸と確信いたしました。
特徴は大きな白花、(15cm)しべの多さ、へばり付く様なオシベ、メシベは中央から
伸び上がる、株の刺の出方。 サボテンの専門業者にも見てもらい確信を
いたしました。 ボリビアの山間部に咲く薫り高き、1日の夜花は今年も
咲いてくれるでしょうか。
2019年7月開花
初めて輸入株の鉢の中を見せてもらいました。
30年を
過ぎてる 仁王丸、それも海外から取り寄せる
手続き、今でも交流のある長野の交配士のお方、
正子は全く知りませんでした。 驚いてます。
これほどまでに仕事のサボテンに打ち込める理由が
分りました。 素人の私にいつも丁寧に説明してくれるmikio様には感謝の言葉しかありません。
これからもコメントをいたしますが、よろしくお願いいたします。 正子。
小さな鉢の中で生き続ける、サボテン 多肉植物は
培養土、潅水が命です。
太陽光線も必要ですが、培養土から栄養を取るサボテン。 配合もやはり大切な要素。 長い栽培は初期からサボテン栽培場で植え替えの作業をアルバイトをしてた
学生時代がありました。もう40年前。
交配士の方とはたまたま長野出張の際に立ち寄ったのが縁です。 当時は先代の社長さんでした。
話せば長い経過、正子さんに説明をするのは私は楽しみです。 大丈夫です何なりとお越しください。
又私の先輩、yasuさんのブログにも訪れてください。
面白いですよ。博学で。
物語が有ります。羽田の植物検疫所、私たちも利用してました。 カウンターで待つ気持ち、不良品で処分される
サボテン、誓約書にサイン、忘れない思い出
mikioさんも同じですよね。 長く携わるサボテン世界、
私も、mikioさんも同じの経験は忘れない思い出。
花の美しさは絶品、仁王丸 今年も楽しみにしてます。
長野に寄りお話や、栽培 聞かせてもらいました。
輸入の手ほどきも先代の社長から教えを頂きました。
羽田の植物検疫所、カウンター、今でも目をつぶれば
思い出すことが出来ます。
yasuさんも同じですよね。 お互い歴史が沢山あります。今年も仁王丸、開花してくれるのは、まさにサボテン次第。 有難うございます。