イチリンソウ 仲間の雑木林 2

安行のふるさとの森のイチリンソウが盗掘にあい
危機に陥った３年前から彼は保護育成して森に返す、イチリンソウを育て上げてきました。
知ってましたが実際始めてこの光景を見て正直、仰天をいたしました。

彼とは古い付き合いですがまったく知りませんでした。今日はじめて見せてくれました。
多くは載せられませんが彼の許可を得て、載せてます。






















まだ他にもあるのですが、このように育て上げてるとは
まったく知りませんでした。　彼曰く全ての株は安行の（ふるさとの森）に還元すると言ってました。
人に見せたのは、君だけだなんて、憎いことを言います。正直今日は驚きの日でした。

ニリンソウ イチリンソウ 雑木林

川口市安行中学校裏手の安行赤堀用水路沿い斜面林保全緑地。
通称（ふるさとの森）には可憐な小さな花を咲かす、ニリンソウ　イチリンソウが生育してます。
その一帯は市の天然記念物に指定されてます。安行でも数少ない雑木林の中です。

来週の４月２０日～２１日にイチリンソウ祭りが行われます。地域の人に守られてるのですが
今日見た限りはニリンソウは僅かに咲いてますが、イチリンソウは残念ですが見当たりません。
数年前には多くの花を見ることが出来ましたが、今日見た限りは

探すことが出来ません。盗掘が原因です。地区の人たちが守ってきた雑木林には
広大な地域で誰もが入れるので柵を作っても乗り越える、恥ずかしい限りです。

今日見た限りの撮影を載せてみます。ニリンソウから。













　　　　




　　








数年前にはイチリンソウが沢山咲く雑木林でしたが
今日見る限り　一輪と蕾を確認できるだけでした。　全ての地域は見られませんが？あれほど、ふるさとの森の
有名なイチリンソウは、これからの大きな課題です。









　　　


しかし驚いたことにイチリンソウを保護して育て上げて、
る友人の山野草の達人の雑木林に出向き、仰天をしました。

ヒメリンゴ

安行地区、造園待機所の日当たりの良い場所に
ヒメリンゴの樹木に花が咲き始めました。　樹高が5ｍぐらいで４月頃から花を咲かせ、
６月以降に小さな実を付けます。　

実は大変酸っぱく、食用では無く観賞用の実です。樹形が美しく庭木、盆栽に使われます。
剪定作業は冬におこないます。来期の花芽を確認しながら、伸びた枝だけを
刈り込み、数本を残して来期に備えます。　　花が咲くこの時期は、見ごたえのある
樹木で、記念樹として良く植栽されてます。とても丈夫な樹木です。










　　　　　　



　　

ゲッケイジュ 月桂樹

安行地区の造園内に待機してる、月桂樹が花を
咲かせてます。　クスノキ科、ゲッケイジュ属、多くが雄の木と言われてます。
花期は４月頃、オスの木は花色は黄色に近い花を咲かせます。　大きくなる樹木です。メスの木は白色と言われてます。

特に月桂樹は移植を嫌う樹木で、庭木として植栽したら後に移植をしないことが基本です。
大きくなるので植え込む場所を考えることが大切です。















　　　　


耐暑性強く　耐寒性も優れ、常緑樹、花が咲けば香りも良く
垣根や記念樹として植栽されます。　剪定作業を去年、大きな樹木をおこないましたが、葉は乾燥させて香料や
料理に使われてます。　真冬を除いて常緑樹なのでいつでも剪定が出来て、通風を良くすることが
樹勢を保つことが出来ます。

各種開花 サボテン

４月６日の温室内で開花です。
安行事務所内の窓辺に置くもの、温室内で撮影するもの、天候さえよければ多くが
開花にいたりますが、本日のように気温が下がり、太陽光線も当たらなければ

開花にはいたりません。　半開きです。　真冬の時期から牡丹類　有星類　ツルビニカルプス類
　マミラリア類　レブチア類　スルコレブチア類　晩春から夏にかけて　花サボテンのロビビア　
さらにエキノプシス類に流れが移ってゆきます。　あくまでも開花を対照としてます。


ノトカクタスの仲間　すみれ丸。









　　　



スルコレブチア属のアレナケア、オレンジ色が温室内で目立ちます。
同種の黄色の花も咲き始めました。











マミラリア属の白刺が美しい姫春星、








５年前の姫春星が下の株です。当時は株全体に
４月の中旬に全面に花を咲かせてくれました。　成長スピードが速くなり花の開花数は
少なくなってきました。小さな単頭が株全体を作り数百にもなります。

恵比寿笑い 3 塊根植物 コーデックス

成長をはじめるコーデックス、時期的には
葉を出す前に、茎を出し蕾を付けて花を咲かせる株や、直接いわゆる芋から蕾を
上げて花を咲かせる種類など、個体差が生じる。　いえる事は、この株に

なぜこんなに綺麗な花が咲くのか、実際現地では塊根は地中に埋まってます。
茎が伸びて美しい花で虫たちを呼び寄せます。　自然界の法則ですね。















　　　



あまりにも有名なアデニューム、砂漠のばらの名称、
多くの形状の変化を近年見せてくれます。　今や花も改良で多種多彩なアデニュームがタイの国から発注されてます。







　　



ユーホルビアのイトレメンシス、花キリンの花にいてます。
これも株が芋タイプ。　　多くが花を咲かせてから葉をだします。

　　

ビスピノーサム コーデックス

塊根植物、コーデックス、
多肉植物の仲間で人気の種類。　　原産地は南アフリカ　東ケープ、この仲間は多くが
マダガスカルですが少し異なり、山岳地帯の乾燥地域に地下茎を肥大して、水分を貯め生き延びる

コーデックス、耐寒性も強く日本の冬でも十分に生き延びます。
すでに輸入して１５年、毎年肥大した中心から春ごろに刺の有る枝を伸ばして、葉をつけピンク
の花を咲かせます。　この株にして小さな美しい花、現地では花の絨毯を見せると

言われてます。見果てぬ山岳地帯の砂漠を自宅で見る花でいつも夢を追ってます。
























冬の時期には葉を落とします。コーデックスの仲間の特徴です。
乾燥地帯に生き抜くので、乾燥に非常に強く、暖かな時期には表面が乾けば適度に水を与えてます。
当然、太陽光線を好みます、しかし自宅では強光線は控えてます。　植物は不思議で置かれた
環境に長く居ると環境に適合してきます。　　サボテン　多肉植物　コーデックス、などなど。

月宮殿 開花 サボテン各

実生苗から育て７年目、マミロプシス属の月宮殿は
白刺の先端はカギ状に曲がり、移植の際はとても気を使う株、その白刺の中から真紅の花を咲かせる
美しさは魅力的。　サボテン花の多くは夜半に花を閉じますが、月宮殿は夜半でも咲きっぱなしで
、１週間は咲いてくれます。　　２日前に咲き始めました。　耐寒性、耐暑性も強く栽培難度は弱。











　　　　









エキノケレウス属、通称、蝦属の（青花エビ）、小さな花の
緑黄色の花を咲かせ、株と花との一体性の美しさが人気です。　蝦族は大輪の花で有名な属ですが
小さな花を咲かせる株もあります。　近年あまり見られなくなりました。　









　　　　



マミラリア属ですが名称が不明。５年前のメキシコからの輸入株。
驚くほどの花付きと株の変化がここ数年見られます。現在の姿。







　　

５年前の株姿。





去年実生苗を育てること一時中止して、自宅のすべての実生床を
業者に渡しました。　　今年の３月になり暖かくなった時期に最後の1～２年物苗床を手渡しました。嫁入りです。
元気で育つことを祈って送り出しました。　　そろそろ安行地区帰宅します。帰りに投票に行きます。



　　　　　　　　













　

染井吉野 発祥の地 染井町

東京都豊島区駒込染井町　江戸時代の染井村の植木職人が
売り出した桜が由来と言われてます。　偶然発見した桜を、染井村からとり、染井吉野と名をつけたそうです。

優れたサクラの特徴を持つ、ソメイヨシノは花が咲き、その後に葉を出し、見栄えが良く、花付も良く
豪華に咲き、成長も早いサクラ、１０年もすれば立派な樹木になります。

現在染井町地区には多くの染井吉野が満開です。　このサクラの原木の子孫が２本あります。下です。
大木となり今、豊島区の保存樹木になってます。　古い木ほどすぐに花と同時に葉を出して終わりが近づいてました。

この植木職人の流れが安行地区に移り、現在の安行植木職人さんの基礎を作りました。













染井町の公園、寺、公共施設には染井桜の祭りが沢山行われてます。



　　　



　　　　　　　　　



ソメイヨシノは桜の中では若いうちから花を咲かせてくれます。
そのために全国に急速に広まりました。公園　学校　道路沿い今や花満開です。その発祥地が駒込、染井町です。
また日本の象徴が桜であったことも忘れてはなりません。　今年で数十年通い続けるこの染井町
実は昔の得意先がすぐ近くで、いつも駐車場を借りてます。　今日もそうです。
そろそろ桜の季節も最終章ですね。

桜満開

熊谷方面に配達の帰り道、遠く小高い丘に
それは見事な桜が薄暗い中、見えてきました。　　名も無い神社を埋め尽くすほどの満開の桜、
久しぶりにその場に立ち尽くし、幽玄な世界に我を忘れました。