心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

平和の祈り-3

2007-11-24 22:22:23 | 政治哲学 地上の平和

 ちなみに、

もっとも、

テロとの戦いに 私は反対するものでは有りません。

大事なことはテロとの戦いが、

大規模な殺戮戦である戦争という手段に

訴えなければ

解決できないものなのかということに


疑念を持ち、 深く憂慮しています。

 むしろ ごく少数のテロリストを

勇気づけているのではないかと思うのです。


 これまでも

ごく少数のテロリストを殺害するために

そのまわりの関係のない人々も含めて

多くの人々を巻き添えにしてきました。



 その中には女、子供、老人など

無数の無関係な人々を殺害したのは

 紛れもない事実です。


 そこからくる怒りの叫びが、

思慮深い建設的な意識

(歴史と伝統によって積み上げられた文化・教養)に よって

導かれる事がないなら、

易々とテロリストの温床に

なっていくのは 必然でしょう。

 



 また、

 

それが思慮深い人々に

 

判断をゆだねられるなら

容易に理解可能なことと思うのです。

 



 そしてそれは、

長引けば長引くほど

 

 悪循環を繰り返していくでしょう。

まるでそれは つい最近まで

 

日本で長期にわたって起こっていた、

否今も継続中? の

 

デフレスパイラル現象を見るようです。


 そしてそれに荷担し、

それにずるずる引かれ深みにはまれば、

前進することも後退する事も

 

ままならない状態に進んでいく

近い未来が目に見えるようです。  


戦争の根源や

テロの根源を

 良く深く見極め、

我が国内にまで

 

 テロを引き入れるような惨状を引き起こし、

それが世界全土にまで 広がる可能性だけは

双葉の芽の打ちにつみ取りたいものです。


 今また、

 

戦争は

 

イランやシリアにまで広がる可能性が

広がりつつあります。

 

 

これが、

 

日本の給油活動と

 

リンクしていないことを祈るばかりです。


 戦争やテロが

 

 誰の利益の為に存在しているのか、

今一度深く熟考してみることも

 

 マイナスにはならないと思います。


 これは単なる国益の問題ではなく、

人類存続のための

倫理道徳の如何を

 

 問われていると考えています。


 テロ対策としては、

国連などを中心として、

国際刑事機構などを

 

 質的にも量的にも強化し、

世界中いつでも何処でも

 

行動出来る様に 拡張、進化させ、

世界中で権威あるものにしていくことです。


 更に 戦争やテロによる

 

大量の被害者や その家族、

その当事者達に

系統的な教育と文化を身につけさせていく

大々的な平和的な貢献を、

国連、NPOなどの機関を活用しながら

 

 速やかに進めていくことが不可欠です。


 系統的で高度な教育と文化を 身につけることこそ、

テロのように 心の奥底に潜む復讐心から来る

残虐な行為を排除し、


根底に人類愛を秘めた愛国心、

豊かな思いやりある心を 育み養うに違い有りません。


 今、

アフガンなどでも

取りざたされているカルザイ政権が

タリバン勢力などとも


和解政権を考慮しているという噂もありますが、


何時までも闘争を続けていてもキリが有りません。


 そういう芽の中に、

真の倫理的道徳的に優れた人々、

政権担当能力に優れた 不偏不党の立場に立つ

公正な政権を立ち上げる 能力を持った人々が

次々に育ってくるでしょう。

 

そういう人々を

側面から援助していく事こそが

切に求められています。


これが私の平和への祈りです。

 


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