ミコの絵日記

日本画を描いています。
生涯の楽しみとして描き続けたい、、、
シニア主婦の備忘録です

クリスマス

2013-12-25 | 家族


親子の手作りケーキ

トッピングは孫の作ったマジパンの
「恐ろしい色の蜘蛛」だそうです。
何故、蜘蛛なんだ~⁈
イチゴが一つサンタさんの帽子になってる!ユニークで楽しいケーキだね

クッキーも作ったんだよね~



バァバ馬鹿ですね。
愛おしくてUPしてしまいました





こんな記事を見つけたので転載

クリスマスの心:クリスマスが年末にある理由

碓井 真史 | 社会心理学者/新潟青陵大学大学院教授/スクールカウンセラー
2013年12月24日 23時28分

☆メリークリスマス!
すっかり日本に浸透したクリスマス。酔っ払いのおじさんがキャバレーで騒ぐクリスマスは、とっくの昔に終わり、カップルたちのクリスマスになり、ファミリーで楽しむクリスマスになっています。

行事としてのクリスマスはなじみのあるものになりましたが、クリスマスの心は、どうでしょうか。欧米のクリスマスは日本のお正月のようなものでしょうか。特別な日ですね。お正月らしくないお正月が、日本人にとって味気ないもののように、クリスマスらしくないクリスマスは淋しいと感じるようです。

それは飾り付けだけではなく、一家団欒のほのぼのとしたお正月を日本人がイメージするように、欧米人も温かなクリスマスをイメージするようです。

クリスマスの心は、愛と温かさでしょうか。名作「クリスマスキャロル」から、現代に至る様々なクリスマス映画やアニメまで、クリスマスを描いた欧米の作品は愛と温かさにあふれています。

私達日本人には、そのクリスマスの精神はどれほど浸透したでしょうか。

☆イエス・キリストの誕生日はいつ?
何しろ2千年も前の話です。日本は弥生時代。一個人が何月何日生まれかなんて、わかるわけありません。聖書の記述によると、「羊飼いが夜、野宿をしていた」とあります。

羊飼いは、寒い冬に野宿などしないそうです。だから、イエスの誕生日がいつかはわかりませんが、少なくとも冬ではなさそうです。

☆クリスマスはなぜ年末にあるのか
イエス・キリストの誕生日が12月ではないのなら、よりによって忙しい年末にクリスマスなんかしなければ良いのにと思いませんか? どうして、こんな時期にこんな大イベントをするのでしょうか。

クリスマスは、実は年末のイベントと言うよりも、冬至のイベントなのです。

クリスチャンたちは、当初イエスの誕生をお祝いするような行事を持っていませんでした(当時、だれかの誕生日を祝う習慣などなかったでしょう)。

キリスト教が誕生したローマ帝国内の人々は、多神教であり、太陽のことも神として拝んでいたようです。そこで、昼間が一番短い、太陽が最も力を失っている冬至の時期に、太陽を拝む祭りをしていました。

クリスチャンたちは、その祭りを見て、太陽は神ではない、太陽を造られた本当の神様を拝むべきだと考えたようです。そこで、太陽神の祭りに対抗して、同じ時期にイエスキリスト誕生を記念するお祭りを開いたとされています。だいたい3世紀頃の出来事だったようです。古代史の話しですから、諸説あるでしょうが。

クリスマスは、イエスキリストの誕生日のお祭りではなく、イエスキリストの誕生(降誕)を記念するお祭りです。最も夜が長い、暗く希望を失いそうな時機に、希望に輝くお祭りをしようというのが、クリスマスなのです。

☆2千年前の出来事とクリスマスの心
古代イスラエルは誇り高い国でした。ところが何百年もの間、有力な指導者は現れず、ローマ帝国の属国となり下がり、失意の中で人々は暮らしていました。

イエスの両親マリヤとヨセフは、貧しい夫婦だったようです。イエスは、家畜小屋で生まれたとされています。聖書によれば、救い主キリストの誕生の知らせを最初に聞いたのは、羊飼いたちです。

羊飼いは、当時の下層の人々です。彼らが最初にこのビッグニュースを聞きつけ、やってきます。次に訪問した有名人が、「東方の博士」ですね。この人たちは、異教徒です。ユダヤ人たちが決して尊敬はしない人たちですが、黄金、乳香、没薬(もつやく)のプレゼントをもって赤ん坊のイエスを訪問します。

落ち目の国の、まずしい夫婦から生まれ、奇妙な訪問者がやってくる。それが、キリスト降誕でした。ご馳走と、イルミネーションに彩られた現在のクリスマスとはずいぶん違います。

だから、クリスマスは淋し人々のためのものだと思うのです。暗闇の中にいて、貧しさに震え、人間関係に悩んでいる、そういう私達のための日です。

アメリカでは、「クリスマスうつ」などといういうものがあるそうです。みんなが楽しそうにしているときにこそ、落ち込んでしまうのが、クリスマスうつです。でも、クリスマスは、そんな人のためにこそあります。

けれどもクリスマスは、泣くだけの日ではありません。互いに傷をなめあう日でもありません。クリスマスは、愛と癒しと優しさと、希望の日です。

西洋では「クリスマスは誰もが良心だけになる」なんて言葉もあるそうですが、愛と希望を持って、だれかにプレゼントをするのが、クリスマスの心かもしれません。

キリスト教会では、イエスキリストは神から人類へのプレゼントと表現することもあります。

プレゼントは、もちろん物だけではありません。

コカコーラの今年のCMでやっていますね。

「クリスマスにしてもらいたいこと、みんながだれかにあげること、ものじゃなくていいぞ。あげることは、幸せなことだから。」

心理学の研究によれば、プレゼントされる人よりも、プレゼントする人の方がもっと幸福感が高まることがわかっています。

みなさんにとって、良いクリスマスになりますように。

「受けるよりも与える方が幸いである」(聖書)。