ミコの絵日記

日本画を描いています。
生涯の楽しみとして描き続けたい、、、
シニア主婦の備忘録です

そろそろ軌道修正したいな

2015-10-21 | 日記
母は施設に入って手厚い介護をうけている。
顔つきも穏やかになって、私も安堵している。

「これからは週一回の面会でいいかな?何曜日がいい?」

母に聞いてみた。

「いいよ。あんたの都合のいい曜日に来てくれれば」

あ~~良かった!
肩の荷が少し軽くなった。

このブログも本来の日本画ブログに軌道修正できるかも…



今日のニャンコ

生後六ヶ月 体重2.3kg
すっかり大人びた顔つきになりました

柴田トヨさん

2015-10-20 | 日記
母の持ち物の中に柴田トヨさんの本
「くじけないで」を見つけました。


明治生まれのトヨさんが90歳で詩作を始め98歳で出版された処女詩集です。
百歳近くになってもみずみずしい感性を持ち続けるトヨさんは素晴らしい。
母もあやかりたいと思ったのかしら?

話し相手が居なくて退屈しているようだから、トヨさんの本を届けましょ~

母の趣味は短歌や俳句を作ること…
ノートと筆記用具も添えてね。

良い作品が出来たら私もトヨさんの息子さんみたいに新聞に投稿しちゃおかな?ウフフ…



先生に

私を
おばあちゃん と
呼ばないで
「今日は何曜日?」
「9➕9は幾つ?」
そんな バカな質問も
しないでほしい

「柴田さん
西条八十の詩は好きですか?
小泉内閣をどう思います?」
こんな質問なら
うれしいわ

(本の中から抜粋)



そうですね
高齢者の中には意に反して認知症になってしまう方もいるけれど、
高齢者が子供に帰る訳ではないですね。

最近では、認知症診断の質問も
「最近のニュースで気になることは?」
のような
プライドに配慮した質問になっているようですね。

住所変更など諸々の手続き

2015-10-19 | 日記
金融機関や年金関係、保険など住所変更手続きが必要です。
母の代理で、あちこち廻りました。

六年間、通った歌姫街道
交差点で止まると大極殿がみえます。

雲ひとつ無い秋の空


車窓からの景色
春の桜もイイけど

秋のススキも綺麗です。
残念ながら既に刈り取られていました。

そろそろ、この道ともお別れです。

これからはどのコースにしようかな?

ゴミ屋敷さながらの我が家

2015-10-18 | 日記

とりあえず玄関に運び込んだ荷物の山

思い切って大半はゴミにだしましたが、
それでも迷う物は数知れず。

もうテレビは観ないと言いつつも
好きな大相撲は観戦したい。
母は稀勢の里のファンなんですよ~
茨城県牛久市に住んでました。
実家がご近所でしたので。
テレビ捨てられませんよね。

「三段目の引き出しに爪切りや胃腸薬があったでしょ?」とか
「クローゼットに紺色のジャケットがあるから、あれを持って来てね」とか。

結構リクエストがあるので、何でもかんでも捨ててしまう訳にはいきません。
私の価値観を押し付けることも出来ないし~🙅
本当に不要品にして良いものか判断に猶予期間が必要なようです。

長年の人生記録のアルバムはどうしましょう?
再び撮り直すことの出来ない貴重なものなのですよね。



母は今、認知症の方々と暮し始めました。
3度の食事、おやつタイム、入浴、排泄、就寝など生活の基本的行為を援助していただいております。

自分で何かしたいとの意欲はあるのに何も出来ないもどかしさ。
持て余す時間。

耳、目、歯、手、足、
どこをとっても不満足。

やはり…
楽しみはアルバムかな?


母…歯科受診と足のムクミ対策

2015-10-16 | 日記
新しい入れ歯はやはり痛みがでました。
朝一番で予約を入れて受診しました。

車椅子や自動車の昇降が出来ないので夫にも同行してもらいます。

施設に帰って母の足を見るとパンパンに腫れています。

胃もたれ胸焼けもあってお腹の調子も悪いみたい。

環境が変わると問題続出です。

なんとか対応して欲しいと施設に要望をいれ看護師さんにも診ていただきました。
次回の医師回診にも立ち会う約束をして帰宅しました。

今日の仕事はこれでおしまい。

何故かとっても疲れました~
食欲もないなぁ~
今晩は早く休もう。

母の引越し…施設へ

2015-10-15 | 日記
2015.10.15(木) 晴
特別養護老人ホームへ入所

わずか二週間の老健施設での生活でしたが、仲良しのお友達も出来て、孫のようなスタッフさんには「バアチャン、バアチャン」と慕われて、皆さんお別れを惜しんでくださいました。

今回入所したW園は若草山の麓。
緑に囲まれた静かなところにあります。

新しい環境になれて心穏やかに暮らして欲しいと願っていますが…

スタッフさんと打ち解けて皆さんと馴染むにはニ~三週間はかかるでしょうね。

お友達が見つかるとよいのですが…
殆どの方が認知症かと見受けられました。話し声が聞かれません。
入所者さんの集まるホールには母の声だけが響いていました。

暫くは話し相手をしに通うつもりです。



母の入れ歯…新調

2015-10-14 | 日記
入院中、顔が痩せて入れ歯が合わなくなりました。
元々入れ歯で咀嚼は出来なかったけれど、入れ歯の役割は他にもあったのね。

歯が無いと何を言っているのか解らない。
食べ物が口からこぼれる。

それで入れ歯の新調を病院が提案してくれたのですが…

当事者の母は…
歯医者さんを拒絶し暴れて診察させないと看護師さんに言われて、

母にコトの次第をたずねると…

「全身黒ずくめの男が病室に入って来て、いきなり変なモノを口の中に押し込んできたんだよ~」
「腰の辺りに何かがついていた」
「怖かったよ。また来たらどうしよう

どうもヤクザな男だと思ったらしい。

先生にお会いすると確かにそう言えなくもないかな(笑)

フサフサな黒髪は長髪。
顔はメガネにマスクでわからない。
ユニフォームは黒の上下。←何故黒?
医療器具がキラキラ。

やっぱり怖~い?(≧∇≦)

本当は物静かで優しい目をしたお兄さん先生でした。

既に診察は無理だと断られていたけれど、頼み込んで往診を再開してもらうことになって、母を説得。
先生には耳の聴こえない母の状況を説明。

私が診察に立ち会い通訳しながら入れ歯作りが再開しました。

認知症で妄想が激しく診察を拒絶する高齢患者がはたして入れ歯の型取りをさせるのか?(病院側の判断)

興味津々の看護師さん達(失礼)が数人取り囲む中無事に型取りは成功しました。

母は説明すれば理解するのです。
聴き取れないから誤解する。

その後
歯医者さんの往診は回を重ねて、
めでたく新しい入れ歯が出来ました。

母曰く
「若いのに上手だねぇ」
「今迄の歯医者さんは誰も作ってくれなかった」「ありがとう」

歯根も歯茎も無くなって入れ歯作りは難しいと言われ続けてきた母。
若い先生の挑戦に感謝です。
先生もとても嬉しそう。

後は使う人の努力と継続。

出来るかな~⁇




この方も歯が無いの?(韓国土産)




震災にあったと思えば…と母は言う

2015-10-13 | 日記
大量の生活用品や家財をどうするか?
母は健在なのだから遺品整理のように業者に丸投げは出来ない。

母も私同様に思案し悩んでいた。
毎晩そのコトを考えていると言う。

「大丈夫だよ。私がちゃんとやってるからね」
「使うかもしれないモノは預かるけど大きなモノは処分するよ」
「勿体無いけど仕方ないよね」と私。

母から意外な言葉が返ってきた。

「震災にあったと思えばいいんだよ」
「よろしくお願いします。」

施設に入り、たくさんの人々にお世話になった。
介護スタッフは優しい。
歩けなくなった今、
自力では生活出来ないと悟りマンションへ帰りたいとは言わなくなった。

他人から見ればガラクタと思える品々にも母には96年間の想いが染み込んでいるに違いない。

しかし、母も考え抜いて現実を理解したようだ。

そして自分を納得させる言葉が
冒頭の
「震災にあったと思えばいい…」

関東大震災、東京大空襲、昭和24年台風10号 等々を
くぐり抜けてきたからこその言葉。

一瞬にして全てを失う辛さは同じなのかもしれない。

母の言葉に背中を押されて、
夕方まで部屋の片付けをした。

洗面化粧台、食器棚、クローゼット、
み~んなカラッポ!
スッキリ!

明日は大型ゴミに取り掛かろう~

頑張り過ぎたかな?腰が痛い~
用心、用心、、




貴船菊を揺らす風が心地よい



家財整理…孤軍奮闘

2015-10-12 | 日記
時間をみつけては母の留守宅(シニマンション)に通っている。
特養入所は嬉しいが、大量にある母の持ち物はどうしたものかと悩む。

病院で次から次と問題行動を起こした母は認知症と診断されているが、私が見る限り以前の母と変わりない。

部屋の何処に何があるかを確実に把握しているし、物への執着はハンパ無い。

頂き物など未開封ならバザーなどに出せるが、ほとんどは数回使用した形跡があって…処分するしかないのかな?
うーん勿体無いなぁー

母同様に捨てられない私、結局自宅に持ち帰る事に(苦笑)

自宅の六畳間は姑さんの遺した布団と母の寝具類や衣類で占領されています。

自分の物は断捨離出来るけど、
家族の物は勝手には出来ません…トホホ
困った!困った!


今日のニャンコ

膝の上で寝るのが大好き

W園のフェスティバル

2015-10-09 | 日記
去る10月7日に老人施設W園へ行って来ました。
秋のフェスティバル開催中で私の絵も飾って頂いてます。

施設の見学も兼ねて母も一緒です。



ケアマネさんとツーショット

近々、こちらに入所します。
やっと安住の地、終の住処が見つかりました。