久しぶりに詩仙堂へ。京都観光NaviHP「花だより」でサツキは「まだ」との記載を確認したが、天気が崩れる前に行ってみた。
9時半ごろ着いたのだが、庭師の方が三人ほど、植え込みの手入れをされていた。
10時過ぎには職人さんたちの姿はなく、立ち入り禁止の石垣の道に、片づけを待つ切り落とされた葉。
さつきは、まだまだ。固いつぼみさえ、わずかに2~3見られるのみ。一輪だけ開花していたが、この分だと、来週末も、まだ見ごろにはならないだろう。
そうして、他の花を探して歩く。
庭の奥まったところで、ツツジが花を残していた。裏から音楽が聞こえる。これまで一度もこういうことはなかったが、幼稚園か保育園でもあるのだろうか。
建物に戻り、庭を眺める。少し大きくなりすぎて、こんもりと丸い樹形から平たく形がかわってしまったサツキを眺める。足元のギボウシも、ほとんど隠れてしまった。
これまで気づかなかったが、よく見ると、上段がゆがんでいる。危ない。
サツキがまだ咲いていないときこそ、観光客も少なく、ゆっくりと新緑を堪能することができる。そうだ、山茶花をまだ調べていなかった、とふいに思い出した。この庭にかつてあった山茶花。
通路西側にある数本は、根があらわになってかわいそう。
もとは小高く土を盛っていたのだろうけれど。
今年の筍がこんなに伸びて、竹林はこうして密になっていくのだ。
先日の、八大神社神幸祭のときには、入り口の門に提灯が二つ掲げられていた。
撮影しておけば良かった。