京都逍遥

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ファニー・クソー パイプオルガンコンサート

2025-02-22 22:05:21 | アート・文化

オムロン パイプオルガン コンサートシリーズ Vol.75、ファニー・クソーの演奏会が、本日開催された。

パイプオルガンだけの本格的なコンサートは初めてで、どんなものかと興味があった。

第1部

リスト:バッハの名による前奏曲とフーガ S.260 、レスピーギ:《3つの小品 P.92》より〈第1番 前奏曲 ニ短調〉、J.S.バッハ:わが身を神に委ねたり BWV707、レスピーギ:《3つの小品 P.92》より〈第3番 J.S.バッハのコラール「わが身を神に委ねたり 」による前奏曲 イ短調〉、J.S.バッハ:われは汝に希望を抱けり、主よ BWV640、レスピーギ:《3つの小品 P.92》より〈第2番 J.S.バッハのコラール「われは汝に希望を抱けり、主よ」による前奏曲 変ロ長調〉、ヴィヴァルディ/J.S.バッハ:協奏曲ニ短調 BWV596

第2部

ヴィヴァルディ/J.S.バッハ:協奏曲イ短調 BWV593、J.S.バッハ:キリストはわれらに至福を与え BWV620、ラドゥレスク:《受難のための7つのコラール》より 第3番「キリストはわれらに至福を与え」、J.S.バッハ:われら苦しみの極みにあるとき BWV641、ラドゥレスク:《受難のための7つのコラール》より 第7番「われら苦しみの極みにあるとき」、J.S.バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582

 第1部と第2部、それぞれ曲目によって舞台上で弾いたりパイプオルガンの下で弾いたり。

よく知らなかったけれども、パイプの中央にある木製の板が曲途中で開閉して音色を変化させているようだ。

ほかのホールのパイプオルガンは知らないが、鍵盤が重いのだろうか?重そうに弾いていたように感じた。

第1部初めの2曲が大音響で、これが正しい音響なのだろうかといぶかしく思う。静かで荘厳な教会音楽のようなコンサートを想像していたから、思っていた感じとはずいぶん違っていたが、そんな中でも第2部の2曲目がバッハらしくて良かった。

日本語での挨拶と曲の紹介、美しいお辞儀など、とても好感の持てる演奏者だった。

 

 

 

 

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