震災前のわが家の庭で
「 清流不魚住 」 といわれるように
人間も 清濁合わせて飲まなければ生きていけないのに ・・・
最近の子どもは泥んこ遊びをしなくなった と聞きました。
親は「 汚いからやめなさい 」 と とがめるのだそうです。
そして 子どもの遊び場の象徴でもある砂場の砂を清潔にするために
抗菌砂が売り出されるようになったとか
・・・ まったく嘆かわしい話です。
かって あるコマーシャルのコピーに
「 腕白でもいい たくましく育ってほしい 」 というのがありましたが
・・・ 懐かしい話です。
抗菌砂の中で遊び さまざまな抗菌グッツを身に付け
慢性疾患にならにないための生活習慣を守ろうとする子どもに
・・・ たくましさは 全く感じられません。
泥や汗で身体が汚れるのを気にせず
食事の時間も忘れて 何かに夢中になる経験を通して
子どもは たくましく育っていくのだと思います。
また 「 疲れたら休憩しましょう 」 と教えていては
・・・ 子どもは たくましく育ちません。
疲れきるまで飛び回って遊んでこそ
子どもは たくましく育っていくのだと思います。
なにより ・・・ たくましい親にしかできない育て方です。