心づくし 4 2017-04-15 17:30:57 | 原発震災避難者 古典にあらわれる「心づくし」という意味は いわば 「千々(ちぢ)にものこそ悲しけれ」 というに等しい例が多いですね 光源氏が 須磨のわび住まいで まず しみじみと味わったのは 「心づくしの秋風」でありました 「心を尽くす」だけでなく どこかに 深く深く「心付く」 「心をつかい尽させる」意味も ・・・ 忍びこんでいます ともあれ 「心」とは 砕いて 磨(す)って 減らすことも可能な 不思議なモノの名 ・・・ と言えますなぁ
心づくし 3 2017-04-15 14:30:18 | 原発震災避難者 だが ・・・ すこし違った角度の「心づくし」にも ・・・ 気づいていたいですね つまり 「心労」であり 「心を磨り減らす」 ・・・ 苦労です それあればこその ・・・ 感謝であり ・・・ 親切なのですねぇ 4につづく)
心づくし 2 2017-04-15 11:30:48 | 原発震災避難者 そういう ・・・ 「好意」 ないし 「厚意」を得たうれしさというのは 大変なものだし だから ・・・ 人のために「心づくし」を惜しまなかった実感には すでに 実感じたいに ・・・ 深い喜びがこもるものです 人は ・・・ かく在りたいものですなぁ (3につづく)
心づくし 1 2017-04-15 08:26:54 | 原発震災避難者 「御心づくし」の品を頂戴して ・・・ とか なにくれと 「御心づくし」のおかげ様で ・・・ とか たいていは 感謝の気持ちを込めて ・・・ 敬語になります この際の「心」は わが心というよりも 親切な ・・・ 人様の心のようです そして 翻訳すれば 「心を尽くして」「心を砕いて」 ・・・ とか 「心のかぎり」 ・・・ とか もっと平たくいえば 「心から」良くしていただいたという ・・・ 「気味」になります (2につづく)
手はじめ 4 2017-04-15 04:55:15 | 原発震災避難者 おもえば ・・・ 人類歴史の そもそも「手はじめ」に 人は なにへ どう どんな「手」を出したのでしょう ・・・ 道具へか ・・・ 異性へか ・・・ 食物へか その「手当たり次第」の「手さぐり」から 適切な「手順」「手続き」をみつけ出し また 「手なおし」していく ・・・ 微妙な段取り いろんな「文明」のちがいは その辺から ・・・ 始まったのかもしれません