もしもし人生 3 2017-03-09 06:05:55 | 原発震災避難者 遠足 「 もし 」と「 もう 」は禁句で 「 もし 」は ・・・ 電話だけです 思い立ったが吉日 ! 若者も 老人も 生きていることに変わりなし まして 「 明日は 永遠に来たらず 寝て起きれば 今日 寝て起きれば 今日の連続 されば 今やらずに いつやる 俺がやらずに 誰がやる 」 の心こそ ・・・ 価値ある人生となります 「 もし 貧乏になったら 」 「 もし 死んだら 」 と言う人の側(そば)にいると ・・・ 暗くなりますなぁ
もしもし人生 2 2017-03-08 16:29:31 | 原発震災避難者 遠足 七十年前の第二次世界大戦で ( 旧い話しで ・・・ すみません ) 日本は戦争に負けていながら 「 もし 勝っていたら 」 と言うような人は 大抵「 もし 十年若かったら 」 と言い そういう人は いくつになっても 「 もし 十年若かったら 」 と言いますねぇ (3につづく)
もしもし人生 1 2017-03-08 05:51:41 | 原発震災避難者 遠足 「 もし 失敗したら ・・・ 」 「 もし 病気になったら ・・・ 」 「 もし 怪我したら ・・・ 」 と 何事にも消極的思考で生きる ・・・ 陰気な人がいます 石橋を 叩いて ・・・ 渡る人 叩いて ・・・ 渡らぬ人 叩きすぎて ・・・ 壊(こわ)す人 ・・・ がいますなぁ 何事も やってみなければ判らない ・・・ 人の世なのに 重箱の隅(すみ)を 楊子(ようじ)でほじくるように こうすると ・・・ こうなる しかし もし ならなかったら ・・・ と 慎重に生きていながら 地震の時は 外も地震なのに ・・・ 慌(あわ)てて ・・・ 外に出て行く人がいます (2につづく)
技と道 2 2017-03-07 20:01:52 | 原発震災避難者 遠足 頭は 良ければいいし 手足も 強いに越したことはありません しかし そこに道がなければ 「 わざ 」は ・・・ 「 わざわい 」となります せっかくの巧(たくみ)*も ・・・ 「 たくらみ 」となってしまいます *( 仕事 技術 )
技と道 1 2017-03-07 16:21:06 | 原発震災避難者 遠足 技は ・・・ 有限 道は ・・・ 無限 人体でいうならば 技は ・・・ 頭や手足 道は ・・・ 臍下丹田 「 道は ・・・ 胴にあり 」で 肚(はら)に “ 永遠の生命が鎮座する玉座がある ” ・・・ のですね すなわち 道となるものは ・・・ “中心”なのです その中心が安定してこそ 技は ・・・ 自由になります *私事ですが ・・・ 上記のことを体得するのに どれだけの時間を要したことか ・・・ (2につづく)
無常ということ 2017-03-06 06:11:36 | 原発震災避難者 遠足 無常ということは いつ最後の日がやってくるかわからない そんな 寂しいことではなかった この間 大量に積もった雪が ちょっと続いた陽気と きのうからの雨で 溶けて 「 とてもじっとしてなんかおれません 」と いきおいよく 溝を 流れ 川を 流れていくように 姿を 変え 形を 変え 場所を 変えて 生きつづける いのちの奔流(ほんりゅう)の相(すがた)のことである ・・・ のではないか
夜が明けるのが 2017-03-05 13:22:04 | 原発震災避難者 遠足 夜が明けるのが ぐんぐん ・・・ はやくなっていきます 惰眠(だみん)を 貪(むさぼ)ってはならぬぞ と ぐんぐん ・・・ はやくなっていきます ほんとうだ 惰眠を貪っていてはならないのです 人生という学校の 卒業の日が もう そこまで ・・・ 近づいているのです
否定の肯定 2 2017-03-04 06:59:49 | 原発震災避難者 遠足 日本の文化は ・・・ “ 否定の肯定 ” 音は 聞くものではなく ・・・ 観る “ 観音 ” 新聞は 見ると書かずに ・・・ 聞く “ 新聞 ” 香道は 香りを嗅ぐのではなく ・・・ “ 香を聴く ”と表現します 修行による内面からの輝く美で 和菓子の代表が ・・・ 羊羹であるのも 古くは 蒸し羊羹が 室町時代に 寒天を用いて 練り羊羹となって ・・・ 底光りの美しさからであるそうです まさに “ もまれねば この味は出ぬ玉露かな ” “ 渋柿のしぶが そのまま甘さかな ” ・・・ ですね
否定の肯定 1 2017-03-03 11:38:37 | 原発震災避難者 遠足 日本の武士道に対し 西洋は騎士道 日本舞踊に対して 西洋に洋舞あり 日本の武道は 勝負しないで ・・・ 勝負します 西洋は 勝負して ・・・ 勝負します 日本の武道は 動かないで ・・・ 動き 隠して見せる ・・・ 否定の肯定に対し 西洋は 動いて ・・・ 動く 見せて見せる ・・・ 肯定の肯定です (2につづく)
メイド・イン・カミ 2017-03-02 11:00:34 | 原発震災避難者 科学の進歩は すばらしく 近ごろでは 工場で ロボットが仕事をしているといいます そのロボットの費用は 種類にもよりますが 一台数百 数千万円という話しです 思えば 吾が体 ・・・ 鼻も 口も 目も 全て 私費でもなく 国費で作ったわけでもありません 大自然の“ 親なる神 ”が 父母を通して ・・・ 生ました体です その費用は 円や ドルでもありません まさに ・・・ “ 神費(しんぴ) ”です 白いご飯が ・・・ 赤い血となり 肉となります 使うほど丈夫になる ・・・ 足や体 油もささず 電池も入れずに 一秒の休みもなく動く ・・・ 心臓 自由に動く ・・・ 不思議な関節 神経とは ・・・ 神に通ずる経(みち)の意味でしょうか 更には 心(神 しん)臓 肝(神 かん)臓 腎(神 じん)臓 髪(神)毛 そして 身(神)体 まさに 吾が体は ・・・ メイド・イン・カミ ですなぁ
針と糸 5 2017-03-02 08:00:57 | 原発震災避難者 針には 針の 男には 男の ・・・ 言い分もありました 男は 不合理の合理に生きてきたからこそ 国家が続いてきた ・・・ 己を捨てて ・・・ 古来 家の為には ・・・ 汗を流し 社会の為には ・・・ 涙を流し 国の為には ・・・ ( うゎ~ お叱りを受けるような表現になって ・・・ ) 「 一人では 何もできないが 一人が始めなければ 何もできない 」 「 今やらずに いつやる 俺がやらずに 誰がやる 」 これが 男です ( うゎ~ うゎ~ お叱りを ・・・ ですなぁ ) かくて 針は ・・・ 進み 糸は ・・・ 守る 針と糸の話は ・・・ 尽きませんね ただ ただ 今の針と糸は ・・・ 穏やかであります
針と糸 4 2017-03-02 05:00:17 | 原発震災避難者 何事も 事を為(な)すには ・・・ 経済的な裏付けが必要です ある時は 子供の進学にと蓄えてあった“定期預金”を 引き出すまでして ・・・ 海外に飛び出し続け 読みたい本を 沢山買い続け ・・・ 妻の言い分を要約すると 「 お金のあり余る人ならいざ知らず その日暮らしに等しい生活をする人が ・・・ 何故 ? 家族は どうなってもいいのですか ? 」 「 あなたは “ 物の貧乏はしても 心の貧乏はするな ”とか “ 出せば入る ”とか “ 人間 食う為に生まれたのではない ”とか ・・・ “ きれい事 ”を言っても 目の前の子供たちは ・・・ 生きているのですよ 」 女は弱し されど ・・・ 母は強し 母親の立場としては ・・・ 当然の話です これは 糸の言い分であったが 針には針の言い分も ・・・ (5につづく)
針と糸 3 2017-03-01 17:00:07 | 原発震災避難者 針は 本来の目標をたて それを完成する過程に生きることで そこにこそ ・・・ 生き甲斐を感じるものです ひとつ完成すれば また 新たなものを求めて ・・・ 突き進みます 針と糸の協力があって初めて 着物が出来上がるのですが ・・・ 時として 針と糸は 仲違(なかたが)いを ・・・ 起こすこともあるものですよ (4につづく)
針と糸 2 2017-03-01 13:57:15 | 原発震災避難者 糸が 針より前に走れば もつれに もつれて ・・・ 解(ほど)けなくなります 妻が 理性に走り 夫の前に出たり 一時の感情で怒ると ・・・ 問題が解決しにくくなる のと同じです 針は 縫い物に無くてはならないものですが ひとたび 着物が仕立てられてしまえば 針は 往々にして ・・・ 邪魔となります 着物を守るのは ・・・ 糸なのですね (3につづく)
針と糸 1 2017-03-01 11:00:11 | 原発震災避難者 夫と妻は いわば ・・・ 針と糸の関係 着物を縫(ぬ)うと ・・・ 針は 折れず 曲がらず 先頭に立って ・・・ 進んで行きます 油断すると ・・・ 身から出た錆が 錆を呼んで 家庭という生地を ・・・ 傷めます 一方 糸は 弱すぎず 綻(ほころ)びを繕(つくろ)い 家庭をという生地を ・・・ 抱くのですね (2につづく)