日曜日に料理教室へ行った際のこと、ロシアの学生さんが友人の2歳3ヶ月の幼児に風船でプードルを作って見せていた。それを見たとたん、「sabatchka 」という単語が口をついて出てきた。
「えーなんで分かるの?」と件の学生。
「えーと。マストロヤンニが出るイタリア映画で黒い瞳というのがあって、中年の男性がロシアの女性に恋愛をして、ロシアまで追いかけていく話なんですが、その中で子犬を連れたロシアの女性から教わる唯一のロシア語なんです。サバーチカ。」
かなり、コメディのように思えたのだが今の人は知らないかも。いや割と真面目な恋愛ものなのかもしれないけれど、イタリア映画というのは、こうなったらハチャメチャになるだろうと思う方向に突っ走る傾向がある。視点が我々と違うのねーというしかない。
「辞書にない!」語学の鬼才S君が辞書をめくって叫ぶ。この子は若干20歳で、中国語は検定1級、韓国語は新聞を読めるレベルで英語も英会話の中級程度には話す。それが全て、国内での独学なのだ。ロシア語も学部の教養で学び、旅行くらいは出来そうなレベルである。そりゃー俗語だからその大きさの辞書にはないかも。
「チカがつくと小さい感じになるのよ。」とロシアの彼女。
「そうそう、子犬ちゃんみたいな。」と彼女の友人。
「トーチカ、ペチカ」と私。
「その理論で行くとトーチカ、ペチカも同じ?」とS君。
「ああ、それは違います。」と彼女。
ヨールカ、トロイカ、グラスノチ、ペレストロイカと続けたくなったが、じっとがまん。
なぜ、サバーチカを覚えていられたかというと、下のURLがその理由である。日本語の字幕のものがないので、仏語にて。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=nhFLKI_4_rY
「えーなんで分かるの?」と件の学生。
「えーと。マストロヤンニが出るイタリア映画で黒い瞳というのがあって、中年の男性がロシアの女性に恋愛をして、ロシアまで追いかけていく話なんですが、その中で子犬を連れたロシアの女性から教わる唯一のロシア語なんです。サバーチカ。」
かなり、コメディのように思えたのだが今の人は知らないかも。いや割と真面目な恋愛ものなのかもしれないけれど、イタリア映画というのは、こうなったらハチャメチャになるだろうと思う方向に突っ走る傾向がある。視点が我々と違うのねーというしかない。
「辞書にない!」語学の鬼才S君が辞書をめくって叫ぶ。この子は若干20歳で、中国語は検定1級、韓国語は新聞を読めるレベルで英語も英会話の中級程度には話す。それが全て、国内での独学なのだ。ロシア語も学部の教養で学び、旅行くらいは出来そうなレベルである。そりゃー俗語だからその大きさの辞書にはないかも。
「チカがつくと小さい感じになるのよ。」とロシアの彼女。
「そうそう、子犬ちゃんみたいな。」と彼女の友人。
「トーチカ、ペチカ」と私。
「その理論で行くとトーチカ、ペチカも同じ?」とS君。
「ああ、それは違います。」と彼女。
ヨールカ、トロイカ、グラスノチ、ペレストロイカと続けたくなったが、じっとがまん。
なぜ、サバーチカを覚えていられたかというと、下のURLがその理由である。日本語の字幕のものがないので、仏語にて。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=nhFLKI_4_rY