異文化異聞記

異文化に絡んだつれづれをつづる記録。

様々な

2010-04-10 21:04:10 | Weblog
見回りをしていると、それぞれの部屋から色々な音が聞こえてくることがある。
クラシックギター、アラビア調の音階とリズムが複雑な曲、KPOP、コーランの調べ、インドネシア語の歌、インドのリズム、馬頭琴、フォークギター、中国語のポップス。

一番リラックスできる言葉と音楽の殻の中に閉じこもってでもいるようだ。孤独で且つ一番伸び伸びできる時間。それぞれの人が不安を、孤独を、安らぎを、喜びを、悲しみを、それぞれの言語とそれぞれの音で包んでいる。

そんな音を聞くと、一刻も早くその場を去らねばという気がしてくる。
誰とも共有されず、それでいて同じ時間に流れている各々の音。意識は何語で奏でられているのだろうか。アラビア語で、ペルシャ語で、フランス語で、トルコ語で、ロシア語で、モンゴル語で、インドネシア語で、バングラ語で、韓国語で、中国語で。

その繭のような孤独さときたら。

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。