ーーこれは外傷性黄斑円孔と闘う高校生と母親の記録ですーー
久しぶりにこの闘病記を書こうと思います。
昨年の一時期の次男の病状の事が頭から離れないつらい状況とは異なり、こうして書く事をさぼれるくらい落ちついてきたといったところでしょうか・・。
最近、ご近所に同じく黄斑円孔になった方がいらしたり、ときどきブログに頂くコメントを拝見して、やっぱりこの闘病記は続けて書こう!と、思いました。
息子の症状や私達親子が感じた事が情報を必要としている方に、私が書く事で少しでもお役に立てれば・・・と思っています。
そして、息子が部活中に事故にあった直後に、病名の痛みより重くのしかかり私達があじわう事になってしまった絶望感や孤独な思い・・・そんな同じ気持ちになりそうなスポーツ少年の心を、ひとりの母親の立場で支えていきたいと強く感じたからです。
そうすることにより、実際に今、外傷性黄斑円孔わずらっている私の息子と私自身を支えていく事につながっていく気がするからです・・・。
そして思いもよらなかたのは、このようにネットで息子の病状を公開したり知人に話す事を通じて感じた事なのですが、当初私が思っていたより、学校の部活中の事故で外傷性黄斑円孔になってしまった子供達が多いことに本当に驚いております。
先生の指導や学校の対応のこと、そして何より息子達の経過について情報を分け合いながら、母親としての対応を考えたり励ましあって、息子達がこのやっかいな『外傷性黄斑孔』を乗り越えるのをサポートしていけたら・・と、思っています。
次男が黄斑円孔の手術を受けてから、早くも6ヶ月がたちました。
只今、学校の研修旅行でオーストラリア ブリスベンを旅行中
日頃からあまり感情を強く表現するのをためらう次男坊ですが、部活のサッカーの試合中の事故後、担当医から今後サッカー禁止令が出た時は、泣きました・・・。
そして・・・今回出国する数日前の出来事なのですが・・・
『旅行中にオーストラリアの高校生と交流戦があるのだけれど、これから一生サッカーをしないと約束するから、この試合にでる事を許可してほしい!』と、強い要望があった時・・・
医師に言われた通り、ヘディングなどをして手術をしてふさがった孔が開き失明する可能性もあることを理由に許可しなかった私に、めずらしく執拗に食い下がって来た時の事、返す言葉を失った私が、『じゃ・・・残念だけど旅行は中止だね・・・』と、トランクの中身を出した時に、
再び・・・泣きました。
これからの人生、この病気のせいで、もっとつらい思いをしなければならないこともあるんだよ・・・
ここで失明するわけにはいかないじゃない・・・
多くの可能性を秘めているキミの未来を、限ったものにしてしまうのは親として出来ません!
キミが泣いている姿を母はみているからね・・・。
気持ちはわかっているからね・・・。
どうか、そんな人がいる事をわすれないでね・・・。
その流した涙は、いつかきっと、キミの力変わるから!
何も苦労をしないで生きてきた人間より、人として豊かな人生がおくれます。
また一歩、強くなれましたね。
--- 写真は、庭のやまぼうしの花です。---
久しぶりにこの闘病記を書こうと思います。
昨年の一時期の次男の病状の事が頭から離れないつらい状況とは異なり、こうして書く事をさぼれるくらい落ちついてきたといったところでしょうか・・。
最近、ご近所に同じく黄斑円孔になった方がいらしたり、ときどきブログに頂くコメントを拝見して、やっぱりこの闘病記は続けて書こう!と、思いました。
息子の症状や私達親子が感じた事が情報を必要としている方に、私が書く事で少しでもお役に立てれば・・・と思っています。
そして、息子が部活中に事故にあった直後に、病名の痛みより重くのしかかり私達があじわう事になってしまった絶望感や孤独な思い・・・そんな同じ気持ちになりそうなスポーツ少年の心を、ひとりの母親の立場で支えていきたいと強く感じたからです。
そうすることにより、実際に今、外傷性黄斑円孔わずらっている私の息子と私自身を支えていく事につながっていく気がするからです・・・。
そして思いもよらなかたのは、このようにネットで息子の病状を公開したり知人に話す事を通じて感じた事なのですが、当初私が思っていたより、学校の部活中の事故で外傷性黄斑円孔になってしまった子供達が多いことに本当に驚いております。
先生の指導や学校の対応のこと、そして何より息子達の経過について情報を分け合いながら、母親としての対応を考えたり励ましあって、息子達がこのやっかいな『外傷性黄斑孔』を乗り越えるのをサポートしていけたら・・と、思っています。
次男が黄斑円孔の手術を受けてから、早くも6ヶ月がたちました。
只今、学校の研修旅行でオーストラリア ブリスベンを旅行中
日頃からあまり感情を強く表現するのをためらう次男坊ですが、部活のサッカーの試合中の事故後、担当医から今後サッカー禁止令が出た時は、泣きました・・・。
そして・・・今回出国する数日前の出来事なのですが・・・
『旅行中にオーストラリアの高校生と交流戦があるのだけれど、これから一生サッカーをしないと約束するから、この試合にでる事を許可してほしい!』と、強い要望があった時・・・
医師に言われた通り、ヘディングなどをして手術をしてふさがった孔が開き失明する可能性もあることを理由に許可しなかった私に、めずらしく執拗に食い下がって来た時の事、返す言葉を失った私が、『じゃ・・・残念だけど旅行は中止だね・・・』と、トランクの中身を出した時に、
再び・・・泣きました。
これからの人生、この病気のせいで、もっとつらい思いをしなければならないこともあるんだよ・・・
ここで失明するわけにはいかないじゃない・・・
多くの可能性を秘めているキミの未来を、限ったものにしてしまうのは親として出来ません!
キミが泣いている姿を母はみているからね・・・。
気持ちはわかっているからね・・・。
どうか、そんな人がいる事をわすれないでね・・・。
その流した涙は、いつかきっと、キミの力変わるから!
何も苦労をしないで生きてきた人間より、人として豊かな人生がおくれます。
また一歩、強くなれましたね。
--- 写真は、庭のやまぼうしの花です。---