額紫陽花さいて ー２００９年・梅雨ー

　庭のがくあじさいが咲いています　<　2009.6　>


六月も半ばを過ぎて・・
日々の生活の中でふっと立ち止って、少しの間いろいろな事を思い返してみます・・。


毎年この月は、いろいろな事があるな～～。体調を崩しやすいし、精神的にも弱まる月であるみたい・・。

この時期の『足踏み＆ひと休み』の微調整があるから、後半戦？が頑張れるのかも・・？



私にとって、六月は一年の中でも多くの思い入れのある月でもあります。


結納を交わしたのが、この月。
　　育ての親である祖母が亡くなった月。
　　　　夫の誕生日がある月。
　　　　　　まだ幼い長男を気に掛けながら、次男を出産した月。
　　　　　　　　もっといろいろ話をしたかったのに、結婚してわずか１年半で義母が他界したのもこの月。
　　　　　　　　　　娘みたいな親友みたいな愛猫を亡くした月。


そんな思いを全部含んで・・・
　　　　　　　　　　　　　　　庭のあじさいが今年も咲いています。






この時期の散歩のお楽しみは、いろいろな紫陽花をみつけること。　しとしとと雨が降る中に咲く紫陽花は、日本の梅雨の風景そのものね。

　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　

巣立ちました

職場のビルの軒に、巣を作っていたツバメの子達が巣立ちました。



飛び立つのをためらっているようなヒナのところに、母鳥でないツバメがやっていきて　『早くおいで。　外の世界は楽しい事がたくさんあるよ～～』　と、誘うようなそぶりをみせると・・・

先輩(兄貴？)につづけ・・とばかりに、２羽が飛び立ちました。そのあと時間をかけて一羽・・そしてまた一羽と。


飛び立ってからはもう巣に戻ることもなく、まだあまり上手でない飛行をお披露目した後、ビルの入口のライトの棒や近くの電線にとまり、初めて目にする世界をじーっと見ているようでした。



か～ちゃん鳥は巣に戻ってきて、残っているのんびり屋がいないかどうか確認してから飛んで行きました。




年寄り育ちの私は、昔からの言い伝え的な雑学にあかるい(大切な肝心な事はすぐ忘れるんですが・・)

ツバメは”大安の日”に巣立ちするって、祖母が言ってたのを思い出した～。

『ホントかいな～？』　と、暦で確認してみると・・　折しも・・今日は”大安の日”の前日。　まんざら・・この説ウソではないかもしれない・・。


『ヒナ夫＆ヒナ子達や～～。そこんこと、どうなの？』と、問いてみたい


母鳥:　『残っている子はいないかな？　やれ・・やれ・・。あの子たち・・・ちゃんとえさをとれるしら・・・？』

　ツバメは幸福を呼ぶんだそうな　

　　ヒナ一同：　『か～ちゃん。　エサくれ～～。くれ～～。』　『痛てっ！　きついよ～～。狭いよ～～。』
巣の中を狭そうにひしめきあっていました。
そろそろ・・巣立ちかな？って思っていました。