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終わった〜。23年と3ヶ月勤めた職場の最後の日でした。これで半年金生活の始まりです。
半 というのは前職場は辞めても6月から始めた今の仕事はまだまだ続くので、半と呼んでいます。カナダ政府で働いていた相方と異なり、私は州政府。州を跨いで年金を持ってくることもできたのですが、そうせずに年金をもらい出した方が良い、とファイネンシャルアドバイザーに言われ、納得できる内容だったので、そうすることに決めました。今の仕事はフルタイムの半分の時間。職場からはもっと時間を増やしていいのよ、美加の好きなようにして、と言われていますが0.5を貫きます。今までみたいにがっつり働く必要性はないので。
少し前職に採用された時のことを書きますね。免許を習得して就職面接を受けて、働きに来てねと言われたのは2001年の5月。シフトもとっとと組まれました。
「あのービザがないんですけど」と言うと、ビザ????と言われました。あの頃は外国で教育を受けた看護師の受け入れはさほど多くなく、ボスにとって初めての経験でした。
その後労働ビザが取得できたのが11月。6ヶ月かかったと言うこと。
で、オリエンテーションも全くなしで、初日から仕事を与えられました。サインイン(出勤した証明)さえも知らず、1ヶ月半無給でした。だって日本のように月一の給与だと思っていたら、2週間ごとに支払われると1ヶ月後に知って、申立てをして支払いに2週間かかって、と。 思い返せば、めちゃめちゃなスタートでした。
数年後、外国で教育受けた看護師の扱いが変わりました。当然です。国も文化も違うところに免許があるからと放り込まれて、働ける人なんて早々いないもの。安全面から当然のことだと思いました。逆にそれもなしによくやり退けたものだと、自分のサバイバルスキルを褒めたいと思います。
内科病棟から始まり、ICUのステップダウン病棟、そしてホスピス。緩和ケアのコンサルチームにホスピスの師長をしたり、訪問看護したり、そしてNPとなった最後の11年。沢山の経験、楽しかったです。
さあ、しばらく自由になった時間を、やりたかったことに費やして楽しむぞ〜。人生は短い。バランスよく好きなことを、楽しいことに時間を費やしたいもの!
冒頭写真:晴天の朝焼けのロッキー。何度見てもかっこいい。