走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

第5回日本APNシンポジウムを終えて

2025年03月16日 | 仕事

2日間シンポの準備とその他で家へ篭りっぱなしだったので、今日はPCを開ける前に近所の森へ散歩。こんな自然が身近にある幸せ。冷たい風が気持ちいい。


さあ、参加した方、いかがでしたか日本APN後援会のシンポジウム。講演者の数は少なくても深くじっくり話を聞ける、質疑応答もたっぷり。パネルディスカッションは事前打合せなしのぶっつけ本番。本音が聞けるのが特徴。


英語は世界の共通言語のようなもので、大半の書籍は英語で書かれる、学会は英語で行われます。私は英語を第2言語として生活し、働いて、情報のアンテナは高く上げて、世界の看護情報をキャッチしようとしています。限られた文献の日本語訳を待っている人に比べて情報は早く、大量に得ることができます。


日本APN後援会は言語と言う壁を壊し、もっと早く情報が入ってくるように、シンポジウムやセミナーや交流会を行っています。


世界がすごいと言うより、日本の方にもっと外を知って欲しいのです。江戸時代の当たり前。それなりの生活を送っていた日本人。明治維新で違う世界を日本人が経験したように、日本の看護が見落としているものは多くあると思います。表面的なCNSだ、NPだ、APNを真似しようとしても、表面的な知識ではハリボテしか作れません。もっとその骨組みや筋肉や臓器を理解して、真に機能するAPNを日本で作って欲しいと強く思います。




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