昨日の彼女。1つだけ考えさせられるコメントがあった。
処方薬の依存になった彼女。彼女はハイリスクだった。しかし彼女の主治医はそれに気づかなかったのか、彼女の不定愁訴攻撃に耐えられなかったのか、彼女の麻薬とベンゾ系の薬はうなぎのぼりに増量されていった。依存症状が強くなり仕事も家も失った。
高容量の処方を指摘され減量を図ったが、容易な事ではなかった。麻薬は依存治療のメサドンに切り替えられ、ベンゾも . . . 本文を読む
毎回診察にくる時はクライシス、緊急事態の彼女。薬が切れた。泌尿器科に緊急で紹介してほしい。なんでも避けて避けまくって最後の最後にやってくるからだ。本当に毎回だ。
で、今日も延々と週末に薬が切れた事、薬剤師が緊急処方を1日分出してくれたのに勘違いして、受け取らなかっから薬が切れていてとても辛い、を聞かされた。処方はするがコントロール薬なのでサポートの医師のサインが必要だから、処方箋を渡す事はできな . . . 本文を読む
週末の学会のプレゼンターのスライドも話し口調もユーモアに飛び抜け、楽しいものばかり。
腰痛のセッションの一番初めのスライドが腰に何本ものナイフが突き刺さっている方の写真。
痛みというのは個人が感じているもので私たち治療者はそれを客観的に評価しなければならない。よく使うのが0ー10のスケール。0は全く痛みがない状態で10は今までに感じた事のないような痛み。手が吹っ飛んでなくなった時の痛みぐらい。 . . . 本文を読む
週末は学会に参加。週末を失うので週末の学会はキライ。でも今回はオンラインで映像が会場からインターネットを通して観れるので家から参加。なんて楽チン!
最初のセッションが始まる10分前に目覚ましをセット。パジャマのままで朝の紅茶を片手に参加。質問はいつでも会場に送る事ができる。会場はお隣のアルバータ州のエドモントン。時差1時間の不便さはあったものの、旅費も宿泊費も節約。あーなんて画期的なんだ。休憩の . . . 本文を読む
秋は学びのシーズン。学会やワークショップや勉強会が集中する時。
で、今週のお題はトランズジェンダー。性や性転換について。講師の人は50代後半の男性だった。頭の真ん中辺りの髪の毛はなくなり短くしているサイドの髪は白髪が殆ど。マスタッシュと呼ばれる口ひげも殆どが白っぽかった。細身のパンツにチェックのシャツ。アウトドア的なスニーカーを履いていた。日に焼けた肌。そのせいかシワも多い。
で、始まって自己 . . . 本文を読む