Mの実験室 -科学教育啓発活動記録-

科学教育啓発活動を展開中! 科学実験・工作教室の活動記録、予定を書き込んだ日誌です。関連話題も掲載しました。

研究室同窓会での講演会

2007-09-29 | お知らせ、報告、日記
9月29日(土)-30日(日)

第6回の研究室同窓会が開かれた。
ミニ講演会開催後、蓬平温泉で懇親会。
小生は、「地域貢献・国際交流としての科学教育啓蒙活動」で話した。
ミニ講演会には、在校生も参加。
蓬莱館福引屋への宿泊は、38名。
久々に出会う、卒業・修了生の面々。話に花が咲き、午前1時まで宴は続いた。
5年毎の開催である。


子供たちを理科好きにする会

2007-09-12 | 科学実験教室
昨年度(平成18年度)新潟県内の理系の大学や短大の教員が集まり「子供たちを理科好きにする会」が発足し小学校への出前授業(おもしろ理科実験)が始まった。今年度のテーマは、以下の通りである。

テーマ: 銅板にニッケルめっきをしてみよう!
内 容: 単1乾電池2個を使った銅板へのニッケルめっき(電気めっき)を行います。銅板にマジックインキで好きな絵や文字を描くと、その部分だけが「めっき」されずに残り、オリジナルのネームタッグが出来上がります。安全メガネ、手袋、マグネチックスターラーを使った本格的な化学実験に挑戦します。
所要時間: 90分
人数: 30人まで(相談に応じます)

■日時が確定した出前授業
 日 時: 平成20年1月30日(水)14:00~15:30
 小学校: 長岡市立日吉小学校 科学クラブ
 ※昨年度(マイクロカプセルを作ろう!)に引続いての依頼。


むらさきキャベツで大実験

2007-09-12 | お知らせ、報告、日記
むらさきキャベツで大実験(酸性・アルカリ性の簡単実験)

今年度の「化学のおもちゃ箱」実験テーマの一つである「むらさきキャベツ」の色素を使った「酸性・アルカリ性の簡単実験」の予備実験を行った。
むらさきキャベツの中には、酸・アルカリの液性によって鋭敏に色を変化する色素(アントシアン)が含まれている。その色の変化のパターンは、リトマス試験紙の数倍である。身のまわりの食品、台所用品を、むらさきキャベツ抽出液の中に入れた時の色の変化を楽しみ、酸性とアルカリ性について知ろう!

1.むらさきキャベツ抽出液をつくる
  むらさきキャベツ1/4カットの半分1/8をスライサーで千切りし、ミキサーに加える。水200mlを入れて粉砕して色素を抽出する。洗いかごにガーゼを敷き漉しとる。抽出液150mlが採れた。

むらさきキャベツ必要量
15ml/1人として算出(2ml×7回) 15ml×400人=6,000ml
6,000÷(150×8)=5玉
1/4カットの値段は、98円であった。 

2.紫色を変化させる・・・まぜるだけ
使い捨てパレットに抽出液を入れる。用意した食品・台所用品等のサンプルを加え、色の変化を観察する。加える量は、適当で(小さじ1杯程度)ある。酸性では赤色に、アルカリ性では青色となる。漂白作用のあるものは、むらさきキャベツの色素自体が漂白されて色の変化がわからなくなる。