Mの実験室 -科学教育啓発活動記録-

科学教育啓発活動を展開中! 科学実験・工作教室の活動記録、予定を書き込んだ日誌です。関連話題も掲載しました。

科学工作指導者講習会 2018(保育士対象)  (案)

2018-06-29 | お知らせ、報告、日記

日 時: 平成30年6月30日(土)午後1:00~2:30

「昔あそび」「科学あそび」のすすめ! 
ちょっとだけ科学の視点を意識した「科学工作」にしてみましょう?

今回は素材別のテーマを設定することにし「輪ゴムの工作」を実施

プログラム
1.輪ゴムには、いろいろな大きさがあります。
  普通サイズ #16  #18 (ちょと大きい、今回このサイズで工作します)
2.輪ゴムでどのようにあそぶか? 例)ゴム飛ばし、ゴム跳び
3.はしるわっか
4.ころころコップカー(くるくるたこさん) 
  ※ビーズサイズに注意
5.ぴょこたんパック 
  ※輪ゴムによって飛び方が違います
6.紙コップエレベーター
  ※紙コップは強度を確認する。紙コップへの糸通しは、紙コップの底からが良い7.番外編)
  ・ゴム鉄砲の紹介
  ・様々な輪ゴム 
  ・飛ぶ蝶のしおり
8.以上の教材を比較検討し、今年の夏祭りの工作を選びます   
  工作の工夫を話合い、詳細計画を決定します

 


らんびき

2018-06-05 | お知らせ、報告、日記

私が担当している学部2年生の学生実験に以下のテーマがある。
単蒸留(化学工学)

先ず初めに、蒸留とは?のイントロで様々な蒸留装置を紹介している。
日本にも江戸中期から明治ごろまで、ランビキといわれる日本製の陶器の蒸留装置があったことを知りました。
その姿に一目惚れし、色々調べてみました。

日本製水蒸気蒸留装置:蘭引 (三段重ねの蒸留器)

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伝来と用途
日本の医師は19世紀まで、比較的扱いやすく価格も安い陶器製ランビキを薬油と蒸留酒の製造に使っていた
という報告もありますが、ここで言う蒸留酒の製造といのは、酒から蒸留しアルコール濃度を高めたものを
蘭学医などが消毒に使用するとか、傷んだ酒を蒸留して飲んだとも、更に調査をしていくうえでランビキの
用途には色々あることが分かってきました。

「蘭学で(もしくは蘭学者が)使っていた蒸留装置」なので「ランビキ」と呼ばれるようになったとも考えられます。
日本調香技術普及協会HPから抜粋
http://www.jspt.jp/category/1985032.html

尚、詳細をお知りになりたい方、ご興味のある方は「香料産業新聞(平成25年7月15日発行)」に投稿された記事をお読みください。

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日本香料工業会 http://www.jffma-jp.org/

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ネットサーフィンで以下のような夢をみました。
蘭引(三段重ねの蒸留器)を使った フローラウォーターを作ってみる

蘭引(三段重ねの蒸留器)をガラスで作れないか?
中身がみえて構造の説明が容易である。