KEK(高エネルギー加速器研究機構)での共同利用実験終了後の帰路に、東京大学 柏キャンパス 大気海洋研究所に立ち寄った。SEM(走査型電子顕微鏡)の依頼測定をお願いしていたので、ご挨拶に伺った次第である。
大学内に寿司屋があることを知り、ここで昼食を食べた。大気海洋研究所内の寿司屋とは・・・
測定をお願いした技術職員の方の案内で施設を見学させて貰いました。
SEMの他にTEM(透過型電子顕微鏡)他、顕微鏡を担当されており、スキルの高さおよび最新機器に感心しました。
”Seeing is believing"とは、日本における高分子の電子顕微鏡観察の草分けである京都大学化学研究所の小林敬之助先生がよく言われた言葉である。(高分子、2013年11月号662頁)
Seeing is believing: 百聞は一見にしかず
飼育実験施設には、各水槽ごとに淡水・海水が使用でき、温度調節・濾過装置・エアの供給を取り付けた2tから250Lまでの円形水槽および角型水槽が設置されています。さらに、光環境・温度を調節できる実験室・トランスジェニック・特殊環境・行動撮影に対応可能な実験室を備えている。
水族館のような設備、珍しい実験設備、綺麗で広大なキャンパスに驚いた。
中央顕微鏡施設
蛍光X線分析装置、電子プロ-ブマイクロアナライザー(2機種)、真空蒸着装置、生物用硬組織試料作製室、電子顕微鏡用生物試料作製室、超ミクロトーム(2機種)、透過電子顕微鏡、走査電子顕微鏡(EDX付属)、暗室を備えている。