変わった事が2つありました。
写真ご婦人バックを持っていません。これが1つ。
表通りを見ていました。
高い脚立を持った人が通りました。
アルミの一番高い脚立でしょう。
随分高い脚立を持っているな、何処かで工事をしている?
周りを見回しました。
工事をしているところは見えません。
脚立を持った人、隣のスーパーの駐車場へ入りました。
私は駐車場の入り口まで見に行きました。
駐車場で工事?気配はありません。
この人、止めた大型のワゴン車に脚立を入れていました。
脚立は車からはみ出ます。
担いでいた人が車の中に入って何かしています。
出てきて脚立を斜めにしました。
車の後部のドアが閉まりました。
私はこれで無事走れるなと思い家の入り口近くに戻りました。
もしもしと背中をたたく人が居ます。
上半身の写真の入った警察の証明書を見せてその人は言いました。
署の者です、怪しい者では有りませんと。
声は女です。私はお宅は女と聞きました。
この人が言いました、交通信号の表示を直していましたと。
私は思わず女の人もするのですか?そういうことを言いました。
彼女は言いました、これは仕事ですからと。
姿はフードの付いたパーカー、色は薄いネズミ色です。
外見は少しひ弱な男に見えました。
脚立に乗ると高さは2メートルは楽に越えます。背丈を入れると3メータ50以上になり
そうでした。車は何も書いてない白い外装でした。
私は暫く車の行方を見ていました。