JR新浦安駅から東に約1.5㎞先に位置する東京湾の奥域西側の沿岸域が、新浦安の沿岸エリアである。
約3km余の遊歩道はアンツーカ―仕様で大変歩き易くて周辺の景観も抜群である。
遊歩道沿いの防波堤の左側には、長さ約1000m、幅約40mの広い護岸エリアがあり、釣り人にとっては、足場の心配もなく釣りを楽しめるゾーンになっているが、立入自由な地域ではないので、普段は閑散としている場合が多い。
今年もこのエリアは、「2018世界AIR RESE CHIBA IN 幕張 5.26(予備日:27)」の後方支援BASEに予定されている。同日、幕張上空で争われるAIR RESA参加機(軽飛行機)は全てこのエリアを発着地とするので、見応えのある航空ショーが今年も観られるだろう。
平日でも干潮の際は、磯遊びのマニュアで賑わっている。その中には、がかなり沖合に出向いて潮猪狩をしている人達もいる。
この光景は、この時期、この遠浅湾岸で観られる夏場の風物史の一っだ。
常連の太公望達が狙っているのは、細魚(さより)なのか、鯒(こち)や鱚(キス)・鱸(すずき)の類だろうか。以前、この場所で30㎝ほどの鰈(かれい)を釣り上げていたのを観たこともある。そんなに釣れないが、魚種は比較的豊かな方だとのことだ。
漁船や対岸の京葉コンビナート沿いの水域を航行する貨物船や、岸辺で海藻を啄んでいる鳥達を眺めたりしながら、散歩を楽しめるこの浦安湾岸域は、老生にとっては浩然の気を養える最高の癒しのゾーンでもあるので、散歩の度にこの恵まれた環境の有難さを実感している。
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