今年は関東では、春本番のニュースを聞かずに、このまま春本番を迎え、例年より早い桜の開花も観られそうである。当方の日記によれば、関東の春本番は、昨年は3月18日、一昨年は3月1日であった。
昨日、例の通り東京湾岸沿いを散歩中、かなり強い南からの向かい風を受けたので、これは遅まきの春本番かと思いきや、気象ニュースにはそれらしい情報は出ていなかった。今年の春一番は、北九州、中国・四国、北陸では記録されている。
だが、九州南部や近畿、東海、関東以北では記録されていない。このことに関し、気象庁のコメントによると、(1)立春から春分までの期間中に(2)日本海に低気圧があり(3)最大風速が風速8.0m/秒以上あり(4)風向が、東南東~西南西で、かつ前日より気温が高い条件下で、強風があった場合に、春一番が吹いたというのだそうだ。
春分の日も過ぎ、今日は多少寒さの戻りはあったものの、終日平穏だった。だから、上記コメントに従えば、この先仮に強い風が吹いても、春本番の発表はされず、今年については、このまま春本番期に移行中だということだ。
自然現象とはいえ、例年と異なる現象や予兆を知ると、とかく高齢者は、何かに関連付けて、あまりよくないことを往々にして考えたがる傾向にある。月初めに、同期の友を相次いで見送ったので、関係各位同様、当方もそんな心情からまだ完全には抜け出してはいないことは確かだ。
でも、こと今年の春一番に関しては、来るべきものが来なかったので、その点では良かったが、これがこれからの春本番を占うよい現象となって貰いたいものである。
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