miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

風力発電と風車

2009-10-14 | Weblog
風力発電は、世界的に普及期に入っていますが、日本では巨大化の傾向にあり、効率の悪さと、環境の悪化で、住民の反対運動が起こりつつあります。

巨大化の原因は、政府の補助金の出し方にあります。交付条件が、出力1500キロワット以上になっているからです。机上計算でこの出力を出すためには、とんでもない大きさの風車を作らねばなりません。

その結果、森林を伐採して道路を作り、大量のコンクリートを流し込んで、建築作業に入る環境破壊は甚だしいものがあります。その結果はどうか、巨大すぎて少々の風では風車が動きません、

伊豆熱川に1台3億から5億かけて数台設置した巨大風力発電は、机上計算の1割程度だとの風聞です。

茶畑に霜よけのため設置している風車は、僅かな風で勢いよく回っています。環境破壊も無く、真に牧歌的ですがすがしい。このような小さな風車群での発電に方向転換すべきだと思う。