miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

日銀の政策決定会議

2010-07-16 | Weblog
15日の日銀政策決定会議後の、白川総裁記者会見で、新興国経済は、金融緩和の修正が遅れ景気過熱気味である、またギリシャなどの緊縮財政路線は、予想以上の景気下降になっていて、上下のリスクの現況はバランスしていると発表しています。

2010年の成長率は、4月の1,8%から2,6%に上方修正、2011年の成長率は2%から1,9%に下方修正の見通しを発表しました。日本の輸出は新興国の景気に支えられ、順調に伸びている、日銀としては2,6%の成長率を静観して、見守る方針のようです。

日銀は、景気は回復に向かっていて、積極的な金融政策は不要との判断です。政府は日銀の政策に、干渉できないような法規制になっているので、日銀総裁の判断力や決断力が、日本経済を大きく左右します。マイナス成長やゼロ成長からみると、2,6%成長は理想的な数字ですが、今の世相には適応していません、一気に5~6%の数字に持っていく必要があるのです。先日「http://3821615.at.webry.info/」 でインフレ政策の提案をしました。

5~6%の数字になって、中小企業者も、失業者の雇用面でも、景気回復が感じられ始めます、その段階で安定成長への修正策をとればいい。過ってのバブルは、政策面での貴重な資料をたくさん残しています。