miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

秋風と虫の音色

2012-09-12 | Weblog
にっちゅうは、厳しい残暑ですが、朝夕は、気持ちよい涼風が、吹き始めました。掃きだし戸を、網戸だけで寝ていると、無意識に、足元のタオルケットを、引き上げています。

ベランダの植木鉢から、「ジジイ・ジジイ」と虫の声が、呼びかけてきます。「ジジジ・ジジジ・ジジジ・ジジジ」と4連続か5連続は、鈴虫だと思うのですが、通称の擬音では、「リンリン・リンリン・リンリンリ」が、鈴虫になっています。私に呼びかけている虫は、何虫でしょう。

虫の声でも、小鳥の声でも、聴く人によって、表現の擬音が、随分違ってきますが、鶯の声は、誰が聴いても「ホーホケキョ・ケキョケキョ」で、大きく違いはありません。しかし、鶯でも、鳴き方の上手な鶯がいると、その近辺の鶯は、感化されて、みな綺麗な声で、囀るようになります。私の山小屋で聴く鶯の声は、身も心も洗い清めてくれます。

虫は、羽根の摩擦によって、発音しているので、小鳥の発声とは、基本的に違いますが、虫でも、上手な発音をする虫が、周囲を感化することがあるのでしょうね。爺(じじい)の難聴が、勝手に「ジジイ・ジジイ」と音を作ってしまっているのでしょうか。