miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

株価の上昇と庶民のふところ

2013-03-26 | Weblog
安倍政権はツキに恵まれたのか、はたまた、大衆誘導に極めて優れた能力を発揮したのか、高い支持率のもと庶民にも、笑顔が戻りつつある感じです。株価の上昇は、この3ヶ月で、80兆円もの資金を企業に流し込んだ計算になります。円安は、輸出関連企業に数兆円をこえる為替差益を出したはずですが、日本は資源輸入に膨大な資金を投じていますので、国家のバランスでは、大幅な赤字に転落しました。

友達と雑談の延長で、株価の話になりました。およそ株とは縁のない男だと思っていたら、小遣いに余裕が出来たと、ニコニコしています。わずかながらも株を買っていて換金はしていないものの、含み利益で気持ちに余裕が出てきたようです。そうこう思うと、個人所得にも浸透し始めたのかな。残念ながら、私は株式投資には縁がなかったので、全く恩恵に浴する事が出来ていません。企業が得た潤沢な資金が、賃金のアップや、ボーナスに還元され、消費税の増税は、支障なく実行に移されることになります。

年金生活者でも、預金を確り持っている人達は、その預金の活用場面が景気の上昇と共にいろいろ出てきます。しかし年金だけが頼りの、多くの人達は、いまから生活の削ぎ落としを覚悟し、検討しておかねば、大変な時代に突入しないとも限りません。