大阪国際女子マラソンで驚異の新人が出現しました、初マラソンで2時間22分44秒。前半タイム1時間11分59秒、後半タイム1時間10分45秒で優勝した松田瑞生(まつだみずき・ダイハツ)です、これが初マラソンだから驚きです。前半よりも後半の方が1分14秒タイムを縮小しての堂々たる優勝でした。25キロ地点でペースメーカーを置き去りにして前田穂南がスパート、松田と安藤が追走を躊躇して様子をうかがったが距離が相当引き離されたので松田が追走に踏み切り、30キロ地点で前田に追いつきそのまま抜き去って独走、疲れのかけらも見せず力強い走りでのゴールでした。
女子マラソンの日本記録は2時間19分12秒(野口が保持)ですが、近い将来松田が塗り替えること間違いありません、走法は野口に似ていますが、野口よりも軽快で力強いものがあります。20年の東京オリンピック女子マラソンは金メダルの期待が大きくなりました。今日のマラソンの見どころは松田、前田(てんまや)、安藤(Suzuki)の健闘でした。