miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

両国に太鼓が跳ねる夏場所

2016-05-08 | Weblog
大相撲夏場所が始まりました。稀勢の里が優勝又は14勝で、横綱の芽が出てきました。モンゴル勢の横綱時代が随分長く続いています。何とかその一角に食い込みたいものです。稀勢の里の実力は、横綱に相応しいものを持っていますが、見掛けによらす気が弱いのか、優勝争いになると、緊張しすぎて取りこぼしが目立ちます。座禅でも組んで、精神修養したらどうです。

米国の政治学者日本の文明を語る
米国の政治学者サミュエル・ハンチントンは、世界の文明を八分類した上で、日本文明は中華文明とも異なるもので、日本一国で構成する独特の文明であると定義しています。櫻井よしこ氏は、この文明を育ててきた要素の一つに、宗教観があると言います。日本の宗教はキリスト教や、イスラム教などの一神教ではなく、自然界のすべてに神が宿るという、自然信仰を主体とする信仰から神道が生まれ、聖徳太子の時代に仏教を受け入れ、神仏習合と言う寛容な信仰形態を生み出したと述べています。柳田国男氏は日本人の死後の観念として、霊は永久に国土の内に留まり、日常生活を共にしている思想が、日本文化の根源にあると言います。

櫻井よしこ氏の靖国論
靖国神社はその観念のもとに設立されたものであり、招魂の場所です。最初は幕末の志士の霊を慰める目的で造られました。国のため命を捧げた人々の霊が、それぞれの名前を銘記して、手厚く奉祀されています。公家、武士、農民、町民、兵士、看護婦、など多様な階層の人々が、等しく神殿に祀られています。死者の霊と、生者の霊の交流の場が、靖国神社です、日本文明の象徴であり、他国に干渉されるものではありません。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿