本を見つけて購入

”せん妄であわてない”と言うタイトルの本を見つけて
ネットショッピング！

本の中から考える

看護師さんも見落としがちだという　”せん妄”と言われた母の行動を
振り返ってみると、思い当たりますね～

「興奮してしまって、付き添ってください」と言われたのが、何度かあった入院中
看護師さんでも手に負えない状態？　お金払っているのに！
今原因がわかりました。　ナースステーションに連れて行かれて
クーラーの効いた(効き過ぎた)部屋で布団にくるまっていた母
夏が過ぎ、９月は車いす生活、「転ばないようにね」と言われながら
車椅子を置いて移動してしまう時が多くなった頃
１０月初め、車いすで暴走、階段から落っこちた！

これらを考えると
眠剤の危険・・・が指摘されている。

自分の行動は、覚えていないという・・・暗かったり、雨が降って居れば尚の事
最近眠剤は止めていますが、昨日も(今朝)２時頃…玄関にバックを持って立っている
「ちょっと出かけてくるで」どこへ？　手には１０円玉一個

明るくなってから送っていくから…と伝えると、「はい！」と素直に聞けます。
しかし、紙袋の音、新聞紙を、箪笥の引き出しの音、揚句に、クローゼットの開閉

４時頃疲れたのか…静まった。

今朝７時になっても起きて来ないから
雨戸を開けて、音にびっくりか？

「あれ！」と起きる
今日はデイサービスに行く日だよ・・・「そうそう！」と,もうそのまま居間に来る
「トイレに行って、顔を洗って！」と言うと、洗面所に行けます。

ご飯を食べる事が先か、箸が進む
良いことです、ご飯が食べれて、テレビも見て居ます。

お出かけ前にもう一度トイレ！　と言うと、さっき行ったばっか！という
お迎えに来てくださった職員に、おはよう！お迎えに来てくれたの？と言う

これはやはり、認知症とは区別がつきます。

今日はじっくり本が読めそうです。
せん妄ケアのアセスメントによれば、入院の必要が記載されているが
退院までの道程を読むと・・・自分の過信かな？　家でできそうな気がしてきます・・・が
プロにお世話になっても、母が言うことを聞かなかったら、入院しても混乱して
興奮するくらいなら・・・・？？？と考えてしまいます。

春の花たち

春の花たち


我が家で福寿草が咲き始めていました。
日の当たる時でないと、開花しないので
旬を逸しては悲しいと思いカメラを持って・・・。
先日兄の勧めで接写リングをネットで購入して
繫いでみた、がピントを何処に合わせたらいいのか？
迷う、接写しただけのことはあります。
イヌフグリもきれいに見えましたが、納まっていませんね・・・。
これからみっちり、じっくり、訓練できそうです。

核医学検査

母の脳血流検査(シンチレーションカメラ）のために、受診、全国で１０００台ほど導入されているという
米国ＧＥ社製の脳科学検査の装置の看板が掲げられています。
本人は何も知らず、検査と言うだけで、入室した。
室外で待つ私の方が、ドウなんだろうかと不安になる。
説明文によると、血流を見るために、注射して、その液が
脳に到達してからカメラで撮影するという。
入室してからしばらくして、係りの方が検査室から出てきて
「あと３０分ほどかかります」と言ってくださった。
全体で一時間余りを要したが、検査終了後爽やかな顔で、検査室のベットに居た。
放射線の検査室なので、ゴムのスリッパを履いていた。
検査のみで、担当の医者は２月３日でないと所見を知らせてもらえない。
改めて受診であるが、母は「今日は日曜日なのにすみませんな～」とか
廊下を移動中でも「日曜日だで、静かだな～」と・・・
説明しても解らない？　日曜日でも火曜日でも母には関係ないのか
迷いながら、受付のホールに戻ると母が「正面に風越山だ！」という
確かにガラス越しに雄大にそびえる風越山が見える。

会計に呼ばれて、一割負担とはいえ高額なのにびっくり
そうだよな、検査の機械も高額なのもであろうから
皆が検査を受けることができるわけではなく
機械の空くのを待って受けたのだから、急な受診であった。
はてさて、検査結果によっては、どんな治療が受けられるのか
薬も処方されるのだろうか、注射かな～

家に居て、昼はデイサービスを利用でき、来客があれば会話ができる
今までの２か月間は何だったんだ！
先日は五平餅の話になって、工程を説明する母でしたが
夜になると、トイレが解らなくなってウロウロ、以前よりも穏やかな母ですが
今、５時３０、起きてきてテレビを点けていますが、画像を追うでもなく
聞こえているのか、文字を読もうとしているが、キョロキョロし始めたので
お腹空いたのかな～、朝飯の準備をしよう。

プロの見立て

病人の症状から、アルツハイマーではない・・・。と
言い切って伝えてくださるお医者様に出会いました。
母が医者のネームプレートを見て、読める。
今まで同居し始めて２か月間の家での様子を、抽出して
医者に見て頂き、他の病院からの紹介状などから判断してくださって
一種の意識障害「せん妄」ですね。
そういえば、ここ一年余りのうちに急に進行した母の異常行動
意識が朦朧として移動して、覚醒すれば普通の母です。

”せん妄”の検索をすると、急性脳障害で錯乱状態、急性脳症候群などとも呼ばれ
認識狭窄不安が強かったり、錯覚、幻覚を伴うともある。
せん妄があると、意識障害のため、注意力や集中力が保たれず
時間や場所があやふやになり、認知症と間違えられてしまう。
急激に発症するのが特徴、夜間に急変することが多く、夜に限って現れる時は
夜間せん妄と呼ぶ。

服用している薬にもよる、入院や引っ越しと言った心理的なストレスが要因が多い。

などと読んでいると、当てはまるじゃん！
明日、脳の血流の検査をしてくださるというので、又通院です。

箒で掃除をします

箒で掃除をします


意識障害が何度か起きるのもここ2～3日
かと思えば、炬燵の布団の隅を挙げて
カーテンもまとめてある。
何をするのかと見て居ると
母が箒を持って来て掃きだした。
掃除機をかけた時は寝ていたが・・・

伊予かんで目覚まし
リンゴの皮も剥いてもらって
今日はお客様も見えて、お茶を奨めています。

おしゃべり中でも眠い時は寝ます
リンゴの剥いたのを奨めながら・・・。

春がもうすぐ？

春がもうすぐ？


　先日お亡くなりになった方の家に、お淋し見舞いに伺った。
大きな家に奥様が一人残され、病名も公表され治療の甲斐なく旅立たれた。
奥様がノートに書かれた闘病記を読み上げられ
腺様嚢胞ガンと診断されて、患者自身が検索、治療のできるクリニックへ通ったという
アメリカまで細胞を送って検査したが陰性であったがために、検査のための入院が出来ず
新薬も開発されず、天命を待つのみであったと
大晦日には、息子さんの運転で、元職場を周り家にも来たという。
しかし、食事も摂れなくなって、返らぬ人となってしまわれた。

緩和ケアに移って穏やかな日が過ぎたともいわれ、
自分の最期を医師に確認して、気丈な方であったと思う。
残された家族は、これから、歴史ある大きな家を守っていく覚悟もできたとか
お淋し見舞いの尋ねるうちはまだ気が紛れるが、同情します。
病の進行は、早いものです、病んで1年８ヶ月と聞きました。

我が家の福寿草が咲き始めていました。
春はそこまで来ています。

友達と約束して、昼食
大きなエビを２本
日頃の介護の現実をしっかり聞いてもらって、彼女の訓話
「何が起きても怖くない？」をこれから唱えて行こう。

雪山がきれいであったので
２１９５メートルの烏帽子にも雪が掛かり
反対の南アルプスは３０４７メートルの塩見がくっきり

気分も癒され、実家に向かいました。

青空と散歩

青空と散歩


午後からは元気になる母なので、昼を済ませてすぐに
「美容院に行く？」と聞くと、母がじぶんのあたま、髪の毛を触る
「行くか？」と、歩いて行ける場所にあるので、予約して散歩しながら・・・
出かけようとすると、「布団をしまわにゃ！」と言う、主婦です。

30分くらいで終わるというので、布団を干したのを取り込んだり、
洗濯物を取り込んで、今度は車で移動
迎えに行って、「まだお金を頂いてないです｝　母のポケットには５千円入れて
「これで支払うのだよ」と　言っておいたが、やはり\\\

薬屋さんに買い物に行き、そこの駐車場で散歩していると
「きれいな空！」という
この青空が見えるんだ！　私も癒された。
此処から見る南アルプスも見事です。

帰宅してから相撲を見ながら、リンゴの皮むき
さつまいもと炊き合わせて、家じゅうにいい香りが漂う。
そんなところへ、Ｈ．さんが「お母さんどう？」と来てくださった
母は、外を歩くＨ．さんに気付いていた。

お芋が柔らかく煮えたので、一緒に食べてもらって、たくさん煮たから
持って行ってもらった、「近くだで、また来てや！」と言う母

これだから、普通に家に居られる
夜だけの問題です。

青空を見て感激、リンゴの皮がむけて、幸せ
散歩ができる、美容院にも行けました。

ところが、夜は活発に、活動してくれます
別人のように、顔も変化して、鼻息荒く、猪突猛進！
４時まで活動していました。

自分の居場所が解らない母

デイサービスから帰宅した時に
私が迎えてあげられず、母は、不安になるのかな？。
解っているが、時間が合わなかった、混乱はその場で解決したと思っていると
私が行くことで、逆に混乱してしまうのか、一人暮らしが長かった母
かといって、理解はできない・・・
相撲観戦する時は、歓声を挙げている。

薬の単位が変更になり、期待する部分と、これ以上進行しなければ良いか？　と思ったり

昨夜は時計を見て「10時半だな～！」
「これから下条の○○まで送ってくれるか？」
暗いと歩けないから、明日の朝になってから・・・・と伝え
消灯！
暫くして、点灯、紙袋の音がする、下着を入れたり(紙パンツも2枚)、セーターを入れて荷造り
廊下を歩く音、トイレかと思っていると、玄関に向かっている、
下駄箱を開けて、物色中、私の靴も揃えて・・・
荷物を持って、「どこに行くの？」朝でないと動けないことを伝えるが
耳に入らない。
暫くすると、トイレ行ってくるでマットッテナ！
もう出かける事のみ・・・。

一昨日はヘルパーさんが入ってくださって、パジャマに変えて
私の布団も敷いて出かけたので添い寝をしてくださった様子が記録あり。

ベットはきれいに布団を整えて
猫のぬいぐるみが枕を当てて「ここ、誰か寝ておるで！」と言う
確かに・・・。
自分のベットで寝てほしいのはこちらの要望であって
本人は、何処で寝たいのか？　わしは家へ帰る！
やはり、住み慣れた下条か？

でも、飯田に越してきてからの方が長いけれど
そんな記憶は、母には関係ないのか？

”家”があるわけでないから、「此処が家だよ」と、言っても
認識できないから、母も困ってしまう。？？？

服薬量が増えて効果ありか、排便の後、散歩に行くかな？
身支度をして出かけようとした時、意識障害？　声掛けしても起きない。
「有り得ること」と確認。
ケアマネージャーさんがそこに来てくださっても、寝たまま
目を開けたいようですがあきません、服薬の影響かな？　検索してくださった
起きない、体が・・・。
しかし「爺さんが迎えにきた！」と言う、いよいよ終わりかな？？？
誰？　仏壇の写真が見える位置に寝ていての話
覚醒してから、聞くと　鹿太郎さんが迎えに来たという
母にとってはお祖父さん・・・
仏壇の写真の連れ合いとは違うらしい。

お昼は食欲あり、　カマスの焼き魚を半分づつ頂きました。

百人一首と坊主めくり

百人一首と坊主めくり


ミニ・デイ・サービスのボランティア
お正月気分は抜けたものの、新年の始まりで、百人一首
読み手が二人・・・交互に読み、拾えたかどうか、確認しながら、次を読む。
「声が小さい！」「　上の句と下の句を開けて！」と
利用者の中には、注文を付ける元気な方も居て
なかなか活気があります。

母の年代は下の句を覚えているから
読み手に回ると、下の句を捩って読むのが得意であった。

読み札を使って、”姫”が出たらもう一枚取れる、坊主が出たら次の方に札を移動
貯まってきて、坊主が出ると、思いがけない大きな声が出る・・・それも
決まって同じ方に坊主！　歓声が上がって、喉も乾いたころ、お茶です。

ニコニコ顔でお帰りになる方々をお送りして、実家に着くと
母の方が帰宅が早かった、玄関は鍵をかけて、「わしの寝床が無い」！と言っている。
相撲中継を見ながら、歓声が出ています、スローモーションで見ながら
”あれまあ”と　また懸賞の旗を数えながら、十何本！後からも続くが数えない
横綱が受け取った束を「すごいな～」と言っている。
昨年春場所の時のから応援している”鶴竜”が今日も勝った。
全勝の横綱を一敗で追う大関頑張れ！
テレビを観なかった母が、相撲だけは興味がある。
あと4日楽しめそうです。

明日は自宅に居るから我が家でも百人一首を出して見ようかと思う。

新年ご挨拶

新年ご挨拶


母を送り出して、我が家に向かう途中
雪山がきれいに見える好きな場所に行ってみた。
友人の喫茶店も楽しみ、予約なしで新年のご挨拶にお邪魔しました。

3歳の誕生日の予約が入っているというところでしたが快く受け入れてくださって
ごちそうになってきました。
主賓が見えて、ニコニコ嬉しそう。

誕生日とあって特別メニューも余裕があるという、予約なしで美味しいエビを頂けた。
至福の時。

店内には、これもまた、知人のご主人さんの木工品が置かれている
木の持つ柔らかさ、サンドペーパーで磨きあげられ、○のくりぬきも可愛らしい
工具が揃っているというから素晴らしい。
3歳児も積み木で遊んでいる。

母と私のために箸置きを購入、今夜から使わせていただけます。

3歳のＫ。くんの成長を祈りながら、私目も美味しくいただき、良い気分で
優しさを母の介護に向けたいと思う心地良いⅠ日でした。