酒とサカナとたびの空

日常の飲み食べや、たび空からの忘備録

手繰りや 玄治@東村山市久米川駅

2022-11-30 07:14:00 | いいじゃないか武蔵野多摩の日常
季節ごと手描きの絵葉書が届き、それと引き換えに気の利いた一品を頂けたので都度訪れていたこちらのお店も、コロナ禍以降すっかりご無沙汰してしまった。この度も素敵な絵葉書が届いた為、かなり久々に伺った。

西武線久米川駅、八坂駅どちらからもアクセス出来る。今日は八坂駅から歩く。到着した店内は満席で一組の待ち。しばらく店外のベンチに腰掛け空きを待って入店。
まずは生ビール(500円)。キュウリのちょっとしたアテも嬉しい。

絵葉書サービスの一品は、モロヘイヤと夏野菜のミルフィーユ。サービスなのが申し訳ない仕上がり。

野菜のジュレが涼しげで目にも口にもおいしい逸品。続いて焼きとうもろこしかき揚げ(600円)は焼きが入っているので香ばしさがプラスされている。

次も揚げ物。鱧の一本揚げ(800円)。関東では高級魚の印象で穴子ほど身近ではないけれど、大阪辺りでは大衆酒場でも気安く頂ける天種。

身のふわっと感はかなりなもの。こりゃ日本酒ですね。福島の金水晶(700円)をいただく。昼間の冷は効くなぁ。

待ち客もいらっしゃるのでそろそろ締めの蕎麦を注文しよう。今日は天婦羅で貫こうと、海老天せいろ(1300円)にする。


老の他にも野菜数種と天麩羅の品数も豊富。
蕎麦は適度な太さで茹で加減はこの手の手打ち蕎麦屋さんにしては柔らかめ。気取らない町中のお蕎麦屋さんの風情も残している印象。
蕎麦つゆはやや辛めでおいしい。

季節ごとの変わり蕎麦や酒肴の数々。久々の玄治は相変わらず魅力的なお店でした。

おいしかったです

ごちそうさま。

20220806

■今回行ったお店
店名:手繰りや 玄治
住所:東京都東村山市栄町2-38-2