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東芝:今季の総括

2007年03月13日 | トップリーグ


 清宮サントリーに注目が集る中で、
 なかなかエンジンがかからなかった
 東芝でしたが、シーズン終盤に
 向けての仕上げはさすがでした

 開幕戦は、国立でのNECとのナイター、暑さもありお互いミスの多い
 ロースコアながら東芝の粘り勝ち
 その後、対戦相手に下位チームが多いこともあり、苦戦する面もあるが
 6連勝でトップを走りました

 7節:花園のヤマハ戦で事件が起きました。東芝としては怪我でマクラウド
    が出られないながらも圧勝するかと思われましたが、一転終盤まで
    僅差で競る攻防になり最後はPG合戦を制され敗戦となりました
    (後日、村上さんのトークライブで聞いたのですが、この試合は
     アップの時からチームに緩みがあったらしいです)

 後半に入った8節以降は、怪我人も戻り圧勝が続きます
 10節は、相手ホームでの神鋼戦、最後まで僅差で粘られる展開
       ノーサイド後の富岡主将の涙が印象的な試合でした

 11節は我がトヨタとの1戦、SOに廣瀬を配し、粘るトヨタを突き放した
 快勝でした
 12節は、サントリー戦。雨中のロースコアをなんとか制しまし、リーグ一位
 ほぼ手中にしました
 最終節:三洋戦は、前半互角ながらも後半で突き放し快勝

 プレーオフ1回戦はトヨタ戦、お互いの接点で厳しさの伺える試合でした
 怪我で退場する選手は東芝の方が多く、FW戦ではトヨタが上回りましたが
 少ないチャンスを逃さず得点していった東芝が決勝に駒を進めました
 後日富岡主将が「心が折られそうになった試合」と苦戦を物語ってました

 プレーオフ決勝は、快晴。久々に秩父宮が2万3千を越える大観衆のもと
 熱い戦いを演じました。劣勢の東芝は最後に今までチームを支えたモール
 にこだわり逆転のトライを奪い新制度、初優勝となりました

 日本選手権は、準決勝でヤマハとの戦い。プレーオフの点差からは
 僅差の試合が予想されましたが、ここは東芝が圧倒し、選手権決勝へ

 選手権決勝の相手は「多分トヨタが来るだろうと予想してました」と薫田監督
 富岡主将が口を揃えて言われていたのがうれしかったですね

 決勝戦は、試合開始前に札止めが出る秩父宮、(多分サントリーファンが
 買った指定席に少し空席はある状態)
 プレーオフと同じような接点の厳しい試合、トヨタの廣瀬が出られなかった
 事とWTB遠藤の負傷退場で、少し戦略が変わってしまったトヨタに、
 決め手が欠け東芝の優勝

 薫田監督、富岡主将の5年間の集大成の試合を最高の形で終わる事が
 できてよかったですね。
 (朽木監督は負けで終わり、最後まで朽木さんらしかった気もします)

 来シーズンは瀬川監督、どんなチームに仕上げてくるか今から楽しみです

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