瑞穂のラグビー好き

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’90-91年

2005年08月03日 | 思い出話
 大学については天才達Part1で書いたので今回は社会人中心に書きます。
社会人が外国人を助っ人として本格的に活用しだしたのがこの年からですね。
社会人の決勝は、それを象徴する試合となりました。
 神鋼は元ワラビーズ(だったか、候補だったかな?)のWTBウィリアムス。
対する三洋は外国人在籍7年の特別ルールを適応されたCTBノフォムリ
大東大からのNo.8ラトウ、WTBナモアと4人の外国人が出場してます。

 1991年1月6日、平日で休めなかったので、ビデオで録画し、結果を
見ずにTV画面に集中してました。
 釜石時代から何度となく決勝まで行くが勝ちきれない三洋電機、宮地監督が
チームカラーの赤い服を着てグランドを見つめていたのを憶えています。
両チームとも赤のジャージだったので紺の神鋼と白の三洋(だったと思う)

 試合はロースコアで進み、時計は後半40分を回った。
12:16で三洋リード、何度も笛が鳴り勝負は決したかと思ったが、ラスト
1プレーと思われたロスタイム、NO.8大西がサイドをつきSOからのパスが
ゴロになり平尾がすくい上げたあとWTBウィリアムス、対面のナモアを
振り切りゴール中央にトライ、細川がしっかり決めた後でノーサイド。
久々にTV前で絶句しましたね。背中に寒いものが走りました。
18:16で神鋼の勝利、三洋には勝利の女神は微笑みませんでした。
この試合は勝利を歓喜する神鋼よりも負けた宮地監督の表情が印象に残った
一戦でした。

日本選手権は、吉田義人率いる明治、昨年の早稲田ほどは差がつかないものの
社会人との差はしっかり出た(38:15)の試合で、神鋼V3達成でした。

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