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訃報:志村けんさん:禁煙が重要だ!

☆2020年3月29日の夜、コメディアン志村けんさんがお亡くなりになったと、たった今TLにニュースが流れてきました。

 お悔やみ申し上げます。

 40年以上前からドリフターズでの初舞台から、ずっとずっとファンでした。

「カラスの勝手でしょ」の歌で、はらわたがよじれるほど大笑いした記憶は、未だに褪せません。

 そんな一ファンから、やはりこれだけは警鐘を鳴らさせてほしい。

 この訃報を悲しむ喫煙者の人は、禁煙を本気で真面目に考えてほしい。

 職場でも、志村けんさんが入院で人工呼吸器までつけているらしいと話題になった時、

「タバコ吸ってるからなあ……」

「肺機能下がってるだろうし……」

「70歳だとCOPD発症してるよね」

「ガス交換難しいだろうな」

「新型コロナって初期でもガラス状の陰影が写るくらいなんでしょ?」

「タバコ吸ってるとどんどん進むだろうしねえ」

「人工呼吸器つけても、ガス交換できる肺胞が残ってるかどうか」

「なんか、人工心肺?つけるらしいですよー(助手の女の子)」

「「「ああ、やっぱり!あれか!!」」」←ICU経験者?たち。

「あの装置つけるってことはやっぱり肺がもう機能しないのか」

「じゃあ……」

 この人工心肺の機械は私は扱った経験がないので、どんなものか実際見たことはないんですが、最終手段中の最終手段のようです。

 だから職場では、今回の訃報はもうとうに想像していたことでした。

 情報をまとめてみると、

・発症前には飲み会だか外食だかをしているくらい元気だった。

・発症したら一気に呼吸不全に陥った。

・訃報流れる。(←イマココ)

・70歳 喫煙禁酒あり

 喫煙者は若かろうが本数が少なかろうが、「慢性気管支炎」の状態にあります。

 粘膜や絨毛の機能が衰えていて、ウイルスや細菌を肺に入れ放題な状態です。

 普通でもそんなんなのに、新型コロナは若かろうが非喫煙者だろうが、初期に肺炎を起こしている状態になる可能性が高い。

 裸で葉っぱ一枚で、ラスボスの前に仁王立ちの状態。しかも裸足で足元まきびしだらけ、みたいな。

 喫煙者はなんだかんだ言っても言われても、「自分は大丈夫」だと思ってる。

 志村けんさんも、今まで散々禁煙を勧められてもやめていなかった。

 その結果、こうなりました。

 そうすると、こういう人が多くいるわけです。

「まあ、太く短く好きなことやって生きてきたわけだし」

「本人も心残すことはないだろう」

 私はこの二つの理論が、発言者の自分への言い訳にしか聞こえないのです。

「死者に鞭打つ」という言葉がありますが、この私の記事をそうとる人も少なくないかもしれません。

 てか、リアルだとこういうことを真面目に議論しないための、逃げの言葉だと思うんですよ。

 そして私みたいなことを言われる前に、道を塞ぐ、と。

 だって志村さんが本気で死んでいいと思って、あんなもの吸ってたわけがない。

 もっといい仕事をずっとやりたかったに違いない。

 死にたいわけがない、苦しみたいわけがない、未練がないわけがない。

 無念だと思います。

 この事実から学ぶことは、

「禁煙できる余地があるうちに禁煙しようぜ!」「まだ間に合う!」

 と、誰に何を言われようと、発信するべきだと思うわけです。自分の課題として。

「じゃあ、あれはどうなんだ」「酒はどうなんだ」「仕事のストレスガー」「年齢ガー」とかいろいろ言われそうですが、それでもはっきりしてるのは「喫煙が害!」「何よりも最大最悪の害!!」と言うことははっきりしてるので言います。

 子供の頃から応援していて大好きだった志村さんを、新型コロナで失うことになるとは思っても見ませんでした。

 この訃報で過剰に心配する人が暴走しないことを祈ります。

 基本、免疫力を上げて感染予防に慎重に備えれば、心配のないウイルスなんです。

 無症候性のウイルス陽生者がいるのも事実なので、自分が陽性者だと仮定して、他人へ移さない行動を取るのが大事だと思います。

 テレビ局全部消毒とか、濃厚接触者の2週間隔離とか、芸能界でできるのかな……。

 また一波乱ありそうです。

 最後に志村けんさんのご冥福を御祈り致します。

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