セミリタイアして今後完全リタイア準備期間突入。健康や家計のデータ記録ブログ。
完全リタイア準備のひとりごと日記
自分の中の貧乏マインドを振り返る。
6月から7月にかけて為替レートの変動や投信の値動きに一喜一憂し、振り返れば真ん中に落ち着いたなと思う。
とりあえず積み立てていた分は増えて、少なくともマイナスにはなってないなと言う感じだ。
自分の物欲の無さで貯金ができていると思っていたけど、そうなるまでに色々崖っぷちだったと思い出した。
結果的に深入りしなかったけど、結構やばい貧乏マインドだったと思う。
1:「ケチと思われそうな行動が貧乏人の発想」と言う考え。
「節約」=「ケチで貧乏」=つまりは「みじめ」
言語でしっかり意識していなかった。けれど思考と行動を左右する根底に、この価値観が確かにあった。
「節約しなければ家計が立ち行かない程度の収入しかない」
この結論に辿り着くからだ。
実際は節約と倹約の末に、お金持ちになる人も多いと言うのに。
「ケチくさい」
この言葉が屈辱的なんだろう。その暴言を脳内で自分自身に浴びせていた。
2:値段がついているものを買えないのはみじめな証拠
色々な商品が並んでいて素敵だなと思うものがあって、でも値段が支払えない。
こんな場合の選択肢は、
「貯金して買う」「ローンで買う」「諦める」
このくらいだろうか。
私の場合はかろうじてローンやリボには手を出さなかった。
堅実に貯金をして買った。
貯金をすれば買えたものもあったけれど、「諦める」一択のことの方が多かった。
正直な話、もっとお金が欲しいとか玉の輿に乗りたいとか頭を過ったものだ。
もし私がもっと容姿に自信があって、女性特有の高給をもらえる職場に流れたとしたら、散財に次ぐ散財を繰り返したと思う。
「欲しいものがなんでも買える勝ち組の私!」
若い時にこうなりたいと思った覚えがある。ならんでよかった。
3:他の人のあたりまえができないとみじめだという焦り
昔どころか今でもそうだけど、特に「副業が〜」って老後貧乏を防ぐ手段で煽られると、本当に不安になる。
今のペースで堅実に働いて貯金して節約すれば、(計算上)貧困老人にはならないはず。
それでもやっぱり、
「もっと稼がないと!」「もっと収入の道を作らないと!」
そう焦ってくる。
「みんなやってるよ」
こんな言葉に弱い。一匹狼気取ってるつもりでも、日本人だなあと思う。
例えば「メルカリで結構なお値段で売れた」とかいう話題でも、「メルカリやらなきゃ!」と焦る小心者。
☆テレビも無いし雑誌も読まない私でも、「世に溢れるおしゃれで素敵な暮らし」情報が目に入る。
時々刺激される物欲でも結構不安を煽られる。
「これを持ってなきゃ、ここに行かなきゃ、これを楽しまなきゃ……」などなど、「そうでないとみじめな私になる」と思わされる。
つまりは「負け組」カテゴリに入るのが怖いんだろうか?
「自分は自分」
そう割り切れている部分が多いと思うけど、どうしても切り捨てられない本能があるような気がする。
対策としては、
・不安をもやっと感じたらしっかり分析する。幻覚なことが多いぞ。
・人に迷惑かけてないなら自分の価値観で動け。間違ってないと自信をもて。他人は所詮他人だ。
・欲しいのか、必要なのか、欲しいと思わされただけなのか、見極めろ。ゴミになるぞ。
・他人の価値観は自分の無価値。
こんな感じで自分の芯をブレないように頑張ることだ。
トライしてエラーを積み上げてきて、それを分析して行動修正して今があると自信を持っていいよ、と。結論。
コメント ( 0 )
« 前ページ |