仕事のイライラの正体

☆何がストレスか聞かれたら「仕事」と答えると思う。

　じゃあ仕事で何がストレスか？と考える。実際仕事中にイラっとすることが何か？も考える。

　だいぶ前から答えは出ているのだけど、ちゃんと文章にして考えをまとめておこうと思う。

　私は仕事に一生懸命取り組もうと頑張ってる。それはいい。

　仕事も真面目に誠意ある芯の通った言動を心がけ、整理整頓をし……と構えるのはいいのだけど、その反面他者へのイライラが募る。

　つまり、

「私がこれだけ頑張ってるのにこの人たちは何をサボってるのもっと真面目にやりなさいよ私語が多いわよ邪魔よまったく……（エンドレス）」

　みたいなぐるぐる回ってる自分自身がストレスになっている。

　いやさ、真面目なのも整理整頓も我ながらいいことだと思うんだけど、なんでそこで他人に意識が向くかなと。

　だったら口に出して注意しろよ。

「それだと人間関係にしこりを残すじゃん」

「わざわざ注意するのって何様とか思われそうだし」

「うるさいやつって逆恨みされる」

　まあ、多分こんなところがあって自分の中だけでもやってるんだと思う。これを自意識過剰という。

　真面目も何も好きでやってることだし、やりたくなきゃやらなきゃいいし、それに文句言う人だっていないわけだし。

　そう、真面目にやってるときにもいちゃもんつけられたことが昔あった。

　そのトラウマか、何かやるたびに『誰かに文句言われた時の説明文と反論文』を頭に思い浮かべる癖がある。

　難癖に真っ向から反論しても意味ないって。嫌がらせなんだし。

　そもそもそう言う人って『まず、人が憎き』で思考が成り立ってるから、何をどう正しいことをしてもいちゃもんしかつけない。

　そう言う人は無視するしかない。

　今の職場でそんな人はいないのに、この癖が抜けない。

　もしかしたら真面目にやってるつもりでも、裏で何をどう噂されているかわからないってのもある。

　いや、されてるだろうな。噂話好きだしな。

　もう『お前は何と戦っているんだ！』と自分にツッコミ入れたい。脳内でイラついて怒ってアホかと。本当にアホ。

　他人と比べるものじゃないし、他人に強要するもんじゃない。

「お前が言うな！」ってことも多々ある。自分も他人も、イラついていることは全部お互いに当てはまるらしい。

　これは確かにそうで、愚痴を言う人は同じことを自分がやってる己の姿なんだと。

　結局はお互い様なんだと、まず自分が納得する仕事を真面目にやるしかない。

　できないものはできないし。全部100％できるわけないし。

　こう言うのを煩悩と言うんだろう。7つの大罪だと「傲慢」になるのかな。「強欲」？

　あと、仕事が思うように捗らなくて、時間が押してくるときのイライラ。

「もうこんな時間！まだ何も終わってない！」のイライラ。

　このイライラは、時間通り帰れないってのもあるけど、その後に続くのは『早く酒が飲みたい』だったんだと1年経ってやっと気づいた。

　全然自覚がなかった。禁酒しなかったら気づけなかったのか。

　今は、まあ全部後でやればいいし。残ってやっても支障はないしって、かなりおおらかに「まあいいか」で済ませられている。

　生来の性格上、集中してやっているときに不意の呼び出しとか、別の仕事をやらなきゃならないとか、いきなりブツ切られるのが辛い。

　このイライラは困ったものでまだなんともならない。

　ブツ切られてその場を離れると、ミスの原因になるのでやりたくないけど辛いところだ。

　なんでもやろうとして全部やろうとしない。

　全部完璧にやろうとしない。

　完璧にやろうとする理由が他人の目ならやらないほうがマシ。

　やれることやれないこと、優先する基準の芯を通す。

　他人のことは気にしない。敵も味方も自分。煩悩はマーラ。悪魔。ふり払え。

　イラっとしたら深呼吸。

「こんなことしてて誰かに何か言われないだろうか？他のことを先にやれとか文句言われないだろうか？」

　とかは無し！人の評価を気にしない！全て意義ある仕事！

　疲れるだけ損！手を動かせ体を動かせ！集中しろ！

……こう言う思考が乱れる時は、瞑想とかいいんだろうか。

　さて、仕事行ってきます。