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禁酒の弊害と効能(結果良し)

 ワインを飲むと血糖が変わらないかむしろ下がることがわかった。
 本当になんと言うか皮肉なもので。
 自分は生活をアルコールに依存していた自覚があったから、禁酒することで何もデメリットなぞあるわけないと確信していた。
 赤ワインでもアルコールだし、フレンチパラドックスは間違っているとか「効能あり説」が覆ったと聞いたし。

 ただ、「酒を飲むくらいなら飲酒欲求を抑えるために食べた方がマシ」と言うのは絶対間違ってた。
 コーヒーを楽しむ人生を研究しようとか、合うお菓子を楽しもうとかも以下同文。
 ワインを飲まない自分は「パン」「お菓子」を食べることに疑問を抱かなかった。

 先日24時間グルコース測定器をつけてるうちにと、ベーカリーのパンとワインを試して見た。
 ワインを飲んだ後クロワッサンとカレーパンを食べた。
 多分ざっと計算して糖質50gくらいだと思う。
 以前6枚切りのパン(糖質20gくらい)を一枚食べてグルコース値が180を超えたことがあった。
 しかもその時は、血糖値上昇を穏やかにするサプリなどを飲み、ベジファーストをしたにもかかわらず上がりまくった。
 今回は50g。
 ちょっと怖かった。

 結果。
 最高値1時間半で121くらいでストップ。
 そのあとも緩やかに下降し、反応生低血糖も起こさなかった。
 ワインすごい!!
 本当に信じられないことだけど、私はアルコール依存だと自分を責めていた反対に、ワインを飲むことで血糖の爆上げも低血糖も起こさなかったんだな。
 悪かったのはそのことに気づかなかった自分。
 太ったのは運動不足。
 酒を飲んでダラダラしていた自分。

 禁酒して2ヶ月半、糖質を食べて血糖値を上げまくっていたおかげで、痩せるどころか太っていた。
 しかしこの二週間で血糖値を穏やかにさせる食べ方を模索し、野菜とタンパク質を食べて運動していたら痩せた。
 あっさりと元に戻った。なんなんだ。
 現在変動はあれど156cmの身長に、体重は48kgを切ってBMIは20以下だ。
 体脂肪は24%まで下がった(以前は30%)。
 
 そしてワインは血糖値を上げないとなれば、今の食生活を維持しつつなら飲んでも依存症には戻らない。
 夕食を食べて運動と入浴をゆっくりしたあと、お楽しみでワインを180mlくらいでつまみなし。
 ただ、飲まないで寝た方が体が楽であるし、飲むと夜が暑いしでどうしても飲みたいと言うのはなさそうだ。
 これが決着で結論か?
 良かれと思っての禁酒が、思いがけずさらなる問題を浮き彫りにしてくれたのは良かったと思う。

 
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