涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

奈良県立美術館で富本健吉展

2015-01-17 21:00:00 | 美術館・博物館

仕事が上手く終わらず、帰宅したのが2時。

シーチキン御飯を炊いて、きつねうどんを作って、遅めの昼食です。

 

冷蔵庫に有った油揚げを、醤油、味醂、砂糖で甘く煮て。
乾麺の稲庭うどんを茹でて、
刻み葱をのっけて、七味唐辛子をパラリ。 

 

御飯にシーチキンを油ごと入れて、人参やごぼうのみじん切りを入れて、薄口醤油、味醂、酒を加えて御飯を炊きました。
前日に御飯を洗って、30分ほど笊に上げて水気を切ったものをビニール袋にいれて冷蔵庫へ。
こうしておくとすぐに炊けていいんですよね。 

食事を終えて、今日から始まった富本健吉展へ行ってきました。

 

陶芸家・富本憲吉(1886-1963)は、奈良県が生んだ芸術家であり、また日本近代陶芸の巨匠でもあります。1955年には重要無形文化財保持者(人間国宝)にも認定されました。
 富本は楽焼制作に始まり、土焼・白磁・染付と多様な創作活動を展開しましたが、中でも代表的なものは豊かな色彩が印象的な色絵磁器、そこに金と銀を焼き付けた金銀彩の作品でしょう。本展では、その色絵・金銀彩の作品を中心に約110件を展示します。
 また本展の開催にあたり、全国13県の知事が組織する「ふるさと知事ネットワーク」の美術館交流により、石川県内の博物館・美術館から富本憲吉と九谷焼の作品をご出品いただきます。
 富本は石川県で色絵技法を研究しており、そこでの日々は彼にとっても、また九谷の陶芸家たちにとっても大きな刺激になりました。独創の人・富本憲吉の陶業と、日本有数の色絵磁器・九谷焼の伝統とが交わった先に何が生まれたのかーそれをたどりながら、伝統工芸の美の神髄をお楽しみいただければ幸いです。
                                                                (ちらしより)

奈良県の安堵町には富本健吉記念館があったのですが、残念なことに昨年に閉館してしまいました・・・

考えてみると2011年にこの県立美術館で、一昨年・昨年に京都国立近代美術館で富本健吉の作品を観ましたっけね。

展覧会を観終わってかえってくるとすっかりあたりは真っ暗。

ひときわ明るいのが宵の明星である金星。

夕食は牛蒡とヒジキの炒め煮、そして油揚げと大根のうま煮。