涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

芝居がはねて黒門市場を通って

2015-01-18 21:00:00 | 外出

芝居が終わって、帰宅。
あ、折角大阪まで出たのだからと、なんば高島屋に寄って甘いものでも。と思い、南海なんば駅へ向かいます。

黒門市場を通って。

黒門市場には多くの鮮魚店、青果店、大衆食堂、雑貨店などがびっしりと並んでいます。

あちこちにアーケードから吊り下げられた魚。
眼がピカピカと光っています。 

 

なんといっても河豚を扱う店が多いですね。

  

海鮮をその場で焼いて店内、店頭で食べることができる店もあちこちに。
右の写真は「ちりとてちん」で一躍有名になった福井県小浜市の焼き鯖。
実際に目の当たりにすると、凄いインパクトです。 

  

そこから渋谷センター街ならぬ「難波センター街」へ。

織田作之助で有名になった、カレーの「自由軒」や虹色の看板の「551の蓬莱」の店もみえています。

  

空を見ると青いそらに烏。

 

奈良にもどったときにはすっかり夕焼け。

  

これが買ってきたチーズケーキ。

以前大阪に勤務していた時に、スイーツ男子から聞いて、訪れた「FORMA」というケーキ店。
大阪では有名な高級住宅地「帝塚山」にある店です。
阪堺電車「姫松」のすぐ近くにある店。

今は大阪の大きな百貨店には出張店が入っていますね。

チーズケーキが有名で、いろいろなチーズケーキがあるのですが、
 1/4ずつ4種類のチーズケーキが入ったのがあったのでそれを買ってきました。
冷蔵庫にいれれば、明日までもつらしいです。 

  

帰ってから冷蔵庫を見ると、昨日が消費期限の鰤の切り身があったので、
圧力鍋で大根と一緒に煮てみました。

圧力鍋に生姜1片をスライスして広げ、その上に熱湯をかけて臭みを取った鰤の切り身、大根を並べ、
そこに水1.5カップ、醤油:味醂:砂糖を2:1:1の割合で(それぞれ大さじ2,1,1)を混ぜたものを加えて、
圧力鍋で15分加熱・加圧。
圧力が抜けたら5分ほど煮詰めて、柚子の皮を散らして完成。

時間はかかるけど、手間はかからない。

普通は鰤のあらを使うのでしょうけれど、危ない鰤があったのでその切り身で作ってみました。
柔らかくて味が染み染みで、臭くも無く、おいしくいただけました。 

勿論食後のチーズケーキも。

 


国立文楽劇場開場三十周年記念 平成二十七年初春文楽公演 第一部

2015-01-18 17:00:00 | 古典芸能

今年は国立文楽劇場が開場して三十周年記念ということです。

昨年は古典文化に理解のない橋下市長にかき回されたのですが、

文楽:有料入場者10万5000人突破…補助金満額ライン

ということで、とりあえずは一安心。

第一部の前には三番叟が披露されます。

一部の演目は

花競四季寿   万才・海女・関寺小町・鷺娘
彦山権現誓助剣   杉坂墓所の段・毛谷村の段
義経千本桜   道行初音旅

三つの演目のうち二つが所作事ということで、ちょっとどうよ、という気はしましたが・・・

・花競四季寿
 関寺小町を吉田文雀、鷺娘を豊松清十郎。
 吉田文雀さん、お元気で何よりです。
 鷺娘はせりであがってきましたね。鷺娘の舞台は猿沢池ということだそうですね。

・彦山権現誓助剣
 歌舞伎ではしばしば出る演目ですね。
 最近では梅玉、仁左衛門、染五郎での六助をみたっけな。確か4年ほど前、松竹座での通し上演で仁左衛門だったっけ。

 今回の六助は次回吉田玉男を襲名する吉田玉女。

 
 

今、大夫には人間国宝がいないのですが、
(三味線には鶴沢寛治、鶴沢清治のお二人、人形遣いには吉田蓑助、吉田文雀のお二人がいらっしゃいます)
毛谷村は中を豊竹咲甫大夫、鶴沢清介という、「にほんごであそぼう」コンビ、
切を豊竹咲大夫、鶴沢燕三で。
安定した浄瑠璃でした。

・義経千本桜
静御前を桐竹勘十郎、狐忠信を吉田幸助
静御前が初音の鼓を打つと、狐忠信がせりあがって登場。
初音の鼓は古狐の皮で作られているのですが、
その狐の子供が佐藤忠信に変化して、静御前に同行しているんですよね。
なのでその鼓の音が聞こえると現れるというわけ。
所々鼓をしたう忠信の姿にそれが感じられますね。
吉野山では狐にこの鼓が義経から与えられるのですけれど、まだ先ですね。

最初のほうで、狐忠信の衣装の早代わり、驚きますね。 

 


 


国立文楽劇場へ行ってきました

2015-01-18 16:00:00 | 古典芸能

今月は文楽初春公演です。

 

近鉄日本橋駅で下車して国立文楽劇場へ向かいます。
地下道には文楽劇場での公演のポスターがあちこちに。 

文楽劇場です。

一歩足を踏み入れると天井から餅花。

そして正面にはにらみ鯛と、智積院化主寺田信秀さんの揮毫による「羊」の文字。

  

少し進むと、絵看板。

  

エスカレーターで2階へ。
そこにも餅花と、次回公演の吊広告。 

次回の公演は四月公演。
故吉田玉男さんのお弟子さんである吉田玉女さんが、師匠の名跡を二代目として襲名する襲名披露公演でもあります。

ポスター(左)と、フライヤー(右)。

今月は一部・二部の入れ替えはありませんが、四月公演は一部・二部が前半と後半で入れ替えのようです。 

 

襲名のちらしもありました。

プログラム、表紙は日吉丸稚桜の女房お政の衣装の模様です。

エスカレーターをあがった所の売店の横に文字久大夫さんがネクタイ・スーツ姿でお立ちでした。

劇場内。

初春公演の昼の部は11時開演なのですが、20分前には劇場内で三番叟が披露されていますので、
お早めに行ってください。 

あれ?緞帳の柄、初めて見た気がする・・・

舞台上方には左右のにらみ鯛と、

  

1階にあった「羊」が書かれた大凧がにらみ鯛の間に。

飛天の模様のはいった国立劇場の提灯。

途中で緞帳の披露。
えっ、文楽劇場開場30周年ということで、緞帳が新調されたそうです。

なるほど、見たことのない緞帳のはず。 

有職道長文様

四季扇面彩の舞

蒼流悠松図