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JAZZさくら ブラインド・ホールド・テスト 世良 譲

2024-07-24 09:01:14 | 音楽夜話(ジャズ)
JAZZさくら ブラインド・ホールド・テスト 世良 譲


今日聴いてて耳に掛かった方はこの方、世良 譲(p)。


70年代のピアノジャズ。出来上がった大人のピアノ。
楽しみのためのジャズがあってもいいじゃないかと思わせる。
自由闊達にピアノに向かい、音を並べる。聴き手にリラックスを
与え、ジャズの深みにいざなう。ダンディなピアニストだったんだな
と思う。当時のジャズピアニストの多くを吸収し自分のピアノにフィード
バックしていく。グラスとタバコとジャズと。作り上げた世界が出来上がる。
大人のジャズだな。多分当時のジャズ喫茶ではかからない盤なのではないかと
思う。今聴いても古くない。教科書的な演奏なのかもしれないが
それが残っていることが貴重なのかもしれないと思う。
ダンディ・世良譲。海野雅威氏も生前交流があったという。世代を超えて
名を成していた。温故知新だった。


サウンド・サンプル


Yuzuru Sera - Bacchus Swing
Trio Records / 1974 / Japan / LP
Tags : Jazz
森山浩志監修(オーディオ・ラボ プロデューサー)、
TRIOレーベルジャズ・セレクト第二弾、“音の匠・菅野沖彦・
昭和のジャズ『モダン・スイング・シリーズ』”。
本作は、酒・煙草・女性をこよなく愛したジャズ界の元祖
“ちょいワルおやじ”ことピアノの名手、世良譲のアルバム。
師と仰ぐエロール・ガーナーの名曲「ミスティ」も収録。
文字通り、バッカス(酒神)がほろ酔い気分に仕立ててくれる作品。


Tracklist


A1 Mac's Blues  A2 Peg O'My Heart  A3 After You've Gone  A4 Misty
B1 Shiny Stockings  B2 My Ideal B3 Softly As In A Morning Sunrise  B4 Thanks For The Memory
(LIBRARY RECORDS:解説)
Yuzuru Sera - Bacchus Swing (1974)
https://www.youtube.com/watch?v=STn8TVnv4A4




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