9月3日3:00-4:30 Radio Classique
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op73「皇帝」
ソリスト・アンコール:
シューベルト・4つの即興曲作品90-D899第4番変イ長調
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
ルドルフ・ブッフビンダー(p)
トゥガン・ソフィエフ指揮
トゥールーズ=キャピトル国立管弦楽団
2023年6月10日 トゥールーズ、アル・オ・グラン
ルドルフ・ブッフビンダー(1946年生まれ77歳)5歳でウィーン国立音楽大学に
入学して8歳でマスタークラスを履修し、同大学の最年少記録を打ち立てる(Wiki)。
ベートーヴェンの専門家。
終演後すぐ歓声が沸いた。入りは若干ゆっくりで入っても集中出来、聴かせどころは
外さない。細かいフレーズもきちんとピアノは鳴っており、専門家の威厳は保っている。
アンコールにシューベルトが来たのは意外だったけれど、それもありかな。この曲は
アルバムを残しています。
解説
1809年5月のナポレオン軍によるウィーン包囲中に部分的に作曲されたピアノ協奏曲第5番「皇帝」は、
「攻撃!」や「勝利!」などのスコア表示を続けたベートーヴェンの愛国心を証明しています。
約20分続く最初のアレグロ楽章は、前例のない長さです。
第2楽章は無限の優しさと詩性があり、第3楽章はアレグロの高揚を取り上げています。(番組解説)
確かに1楽章は初めて聴いたときには長いと思った記憶がある。
番組解説
マーラーの交響曲第5番は、ヴィスコンティの映画「ヴェネツィアに死す」に付随しています。
このコンサートのプログラムの5番目の作品は、マーラーの交響曲第5番です。
<>年にケルンでマーラーの指揮の下、影から光へと変化する5つの楽章で構成されています。
それは葬儀の行進で始まり、勝利と楽しいフィナーレで終わります。
その悪評の一部は、ヴィスコンティの映画「ヴェネツィアに死す」で使用されたアダジエットにあります。
このアダジエットは、マーラーから妻となる女性アルマへの愛の宣言でもあります。
「ヴェネツィアに死す」1度見た記憶があるけれど、なんだかよくわからない映画だった
事しか覚えがない。個人的にはこの映画とは切り離して考えることの方が多い。
始まりの葬送行進曲のトランペットが奏者のストレスを考えると、すごいプレッシャー
だとも思う。ハイトーンも出てくるし。最初から山場がくるトランペット。
流れも滞らず、最後まで走り切っている。国立オケくらいになると、何の心配もなく
聴き通せる。第4楽章もそれほど粘らず弦楽合奏を展開していた。
終楽章もある意味強気の表現みたいだったけれど、カタルシスは感じられた。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op73「皇帝」
ソリスト・アンコール:
シューベルト・4つの即興曲作品90-D899第4番変イ長調
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
ルドルフ・ブッフビンダー(p)
トゥガン・ソフィエフ指揮
トゥールーズ=キャピトル国立管弦楽団
2023年6月10日 トゥールーズ、アル・オ・グラン
ルドルフ・ブッフビンダー(1946年生まれ77歳)5歳でウィーン国立音楽大学に
入学して8歳でマスタークラスを履修し、同大学の最年少記録を打ち立てる(Wiki)。
ベートーヴェンの専門家。
終演後すぐ歓声が沸いた。入りは若干ゆっくりで入っても集中出来、聴かせどころは
外さない。細かいフレーズもきちんとピアノは鳴っており、専門家の威厳は保っている。
アンコールにシューベルトが来たのは意外だったけれど、それもありかな。この曲は
アルバムを残しています。
解説
1809年5月のナポレオン軍によるウィーン包囲中に部分的に作曲されたピアノ協奏曲第5番「皇帝」は、
「攻撃!」や「勝利!」などのスコア表示を続けたベートーヴェンの愛国心を証明しています。
約20分続く最初のアレグロ楽章は、前例のない長さです。
第2楽章は無限の優しさと詩性があり、第3楽章はアレグロの高揚を取り上げています。(番組解説)
確かに1楽章は初めて聴いたときには長いと思った記憶がある。
番組解説
マーラーの交響曲第5番は、ヴィスコンティの映画「ヴェネツィアに死す」に付随しています。
このコンサートのプログラムの5番目の作品は、マーラーの交響曲第5番です。
<>年にケルンでマーラーの指揮の下、影から光へと変化する5つの楽章で構成されています。
それは葬儀の行進で始まり、勝利と楽しいフィナーレで終わります。
その悪評の一部は、ヴィスコンティの映画「ヴェネツィアに死す」で使用されたアダジエットにあります。
このアダジエットは、マーラーから妻となる女性アルマへの愛の宣言でもあります。
「ヴェネツィアに死す」1度見た記憶があるけれど、なんだかよくわからない映画だった
事しか覚えがない。個人的にはこの映画とは切り離して考えることの方が多い。
始まりの葬送行進曲のトランペットが奏者のストレスを考えると、すごいプレッシャー
だとも思う。ハイトーンも出てくるし。最初から山場がくるトランペット。
流れも滞らず、最後まで走り切っている。国立オケくらいになると、何の心配もなく
聴き通せる。第4楽章もそれほど粘らず弦楽合奏を展開していた。
終楽章もある意味強気の表現みたいだったけれど、カタルシスは感じられた。
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