11月1日 生まれのジャズマン ルー・ドナルドソン ロジャー・ケラウェイ

11月1日　生まれのジャズマン　ルー・ドナルドソン


Lou Donaldson (Alto Saxophone) was born in Badin, NC in 1926.　　96歳おめでとう。




アルトのドナルドソンは、パーカーを通り抜けた世代だ。しかしながら
この軽いトーンが幸いしてか、生き残っている。耳に残るトーン。
軽いけど芯があり歌心もあるから、アルバムとしても残っている。
ブルースもバラードもルーさん節だ。


2016年、90歳で現役を引退した。WIKI


ロリンズとて引退表明しているのだから、ルーさんも
自分の引き際を心得ているのだろう。お疲れさまでした。


Four Classic Albums (Blues Walk / Gravy Train / Lou Takes Off / Here 'Tis)
https://www.youtube.com/watch?v=AlD3MUpnB4k&list=OLAK5uy_ndIMzYHELR56oCGdQGz0KYBLT8Gh9z2-8&index=1




Roger Kellaway (Piano) was born in Newton, MA in 1939.　　　83歳おめでとう。




1980年彼が４１歳の時に収録したLIVEアルバム。
ピアノの技量も十分。アイデアもこんこんと湧き出でて
聴いていても飽きない。ギターを入れたピーターソン・トリオ風な
立ち位置でもあるけれど、趣が違い、砕けすぎてもいないし固すぎない。
必要十分なプレイ。いいアルバムだと思う。


The Many Open Minds of Roger Kellaway (feat. Bruce Forman & Dan Lutz)
https://www.youtube.com/watch?v=TOSE8nq7mno&list=OLAK5uy_kmjvtZl-ceZYNuFmY_BaZV42h-Y7y5owY


リリースが2018年。収録は多分１－２年前だとすると、７８～７９歳くらいの頃の演奏か。
先日クラシックの演奏家の80歳時の闊達な演奏を聴いたばかりだけれど、現役でピアノを
弾きアルバムを出せるというのはなかなかないことなのかもしれない。
アイデアもあるし、歌心もある。ピアノ演奏の技量も遜色ない。必要十分なJAZZアルバム。
ロジャー・ケラウェイ恐るべし。　かっこよすぎる。思わず、ヴォリュームを上げた。

いいアルバムはヴォリュームを上げさせる特技を持つ。


New Jazz Standards Vol 3　（２０１８）
https://www.youtube.com/watch?v=Ojdi6JbD9vU&list=OLAK5uy_ki5MDPlRZocmZf0KR_609VFRIkCI7NU10