谷あり谷あり。

鬱と自律神経失調症と若年性更年期障害とパニック歴15年です。それでも何とか一児の母やってます。

18w5d うちの愛犬のお散歩事情。飼育放棄について。

2014-08-03 10:11:17 | 愛犬
昨夜就寝23時
7時半起床






朝から暑い。


起きてすぐ愛犬の散歩に出たがもはや暑くて愛犬1歩も動かず。


うちの愛犬はいつもそう。



雨の日や、雪で地面が濡れてると絶対に歩こうとしない。

夏も今日みたいなアスファルトが熱い日も絶対に歩こうとしない。
(それでもアスファルトが熱くなる前の早朝に行ってるんだけどなぁ)


気分にもムラがあって、散歩道に飽きたら歩こうとしない。


他の散歩してるワンちゃん達はどんな天気でも元気にお散歩してるのに。



散歩に出る時は非常にテンションが高いので散歩が嫌いではないようだ。

ただ、1歩家の外に出た時にお気に入りの天気じゃないと、ほんともうあからさまにテンションの落ちた顔をする。
その顔をされるとこっちも落ちる。

だってうちの犬、家ではウンコをしないから。


オシッコはするけどウンコはしない。

だから愛犬がどんなに嫌でも1日、2日に1度は外に連れていかないといけない。


それなのに、うちの愛犬ときたら…とたまに腹が立つ時がある。


じゃあ、家の中でもウンコしてくれよって。


私は昔から愛犬の嫌がる事は絶対にしたくないという信念がある。
病気で治療が必要だとかそんな非常事態以外は、愛犬の嫌がる事、ストレスになる事は絶対にしたくない。
だから無理に芸も教えない。
オスワリとマテができれば人様に迷惑をかけないようには出来る。
たまにたくさん芸を教えたり、過度なオシャレをさせてる飼い主をみかけるが私はそういう飼い主に激しく嫌悪感を覚える。

それはあんたのエゴだろうと。

そういう飼い主に限って、無駄吠え等の迷惑行為に関しては放置している。

あと、いまだに叩いて躾ようとする飼い主。

申し訳ないけどバカかと思う。

これは親子関係でもいえる事だけど、叩いて躾って一番親が楽な方法だよね。

子供や犬は恐怖心で言う事を聞くかもしれないが、正直それに反して信頼関係が崩壊していくと思う。

まあ、すぐに威圧したり叩いたりする親や飼い主は「信頼関係」なんて事は考えた事もないんだろうな。

それってすごーく寂しい事なのにね。

綺麗事じゃないのは分かるけどね。


子育ては置いといて愛犬に関してはとにかく少しでもストレスになるような事は排除するように努めている。
これはきっとたくさんの愛犬家さんが当たり前にやってる事だ。
怒るなんて事もまずしない。
それでもうちの愛犬は問題行動をしないとても良い子だ。
これは愛犬がうちに来た時から少しずつ躾たが、チャイムが鳴っても一切吠ない。
来客に飛びかかる事もしない。
私が玄関先で来客に対応してる時は黙っておとなしく待っている。

配達の人にはまず驚かれる。
「何百件と配達に行くがこんなに吠えないおとなしい犬はまずいない」と言われる。

これは怒ったり叩いたりして躾た訳じゃない。



うちの愛犬はとにかく人が好きで誰にでもなつくが、犬には全く興味を示さない。
それでも外で出会った犬やお友だちの犬が飛び付いてきたりお尻の匂いを嗅いできたりする。
中にはしつこい犬がいていつまでもうちの子にまとわりつく子もいる。
酷くなるとマウンティングしてずっと腰を振ってくる子もいる(うちの子はオス…)
マウンティングしてくる子には去勢してない子が多い。
でもそんな子に対してもうちの子は怒ったりしない。
よっぽどしつこいとさすがに「ウーッ」と怒鳴ったりするが。
マウンティングしてる子の飼い主はだいたい「あらあら、ダメよ~」と引き離してくるだけ。
正直、それはちゃんとしつけようよと思う。


という訳で本当に温厚で手のかからない子である。
(欲をいうともっとお散歩して欲しいけど)

それなのに!
それなのにこの子は前の飼い主に捨てられた。
捨てられて土砂降りの中を独り迷っていた所を保護されて保健所にいた。
この子はまだ若いが片目が見えていないし、もう片方の目も視力がよくない。
そんな子を前の飼い主は外に放り出したのだ。
よくも事故にあう事なく無事でいてくれたと思う。

性格も本当に人が好きで好きで、家にいる時は常に体の何処かをくっつけているさみしがりや。
そんな子が独り、どんな気持ちでさ迷っていたのかと思うと本当に胸が痛む。
雨の日の散歩を嫌うのもそういったトラウマがあるのかもしれない。

肌が弱くて湿度に弱いこの子は2週間近く不衛生な保健所にいた。
縁があってうちに来た時は耳も目も肌ももう全身ただれてボロボロだった。


私はこの子の前の飼い主を絶対に許さない。
前の飼い主どころか、生き物を平気で捨てる人間は絶対に許さない。

そんな奴は人間ではないと思う。

そんな奴は老後自分が家族に捨てられて同じ思いをすればいいとさえ思ってる。

そんな奴は絶対に幸せにはなれない。

なってはいけない。

信頼していた飼い主に捨てられるというとてつもない心の傷を思えば、そんな飼い主は幸せにはなっていけないのだ。


犬も猫も生きている。
私達と同じで生きていて感情もある。
小さな命だって命に重いも軽いもない。

こんな田舎街でも毎日毎日、動物の放棄が後を絶たない。


普通に道をすれ違ってる人達が、涼しげな顔をしながら陰では平気で命を捨てているのだ。
本当に恐ろしい事だと思う。

世の中は因果応報なのだ。

やった事は良くも悪くも必ず自分に返ってくるように出来ている。

どこまで逃げてもだ。

例え法が裁かなくてもそんなものは関係ない。

やった事はその人間の帳簿に全部書き込まれていく。


命を捨てるような鬼のような奴は、絶対に同じ目に合う。


私はずっと保護犬を飼ってきた。

私は悲しいかな無力でそれ位しか出来る事がないから。

これから子供が産まれるので、また落ち着いたらまた保護犬を引き取ろうと思っている。
転勤族だから何頭も飼ってはあげられないが、出来る事はやっていきたいと思っている。



ついつい、話が脱線してしまったけどとにかくうちは愛犬の嫌がる事はしない主義だ。


だってたった10年~16年位しか生きられないんだよ。
生きてる時はなるべくストレスフリーで楽しく生きて欲しいじゃん。




それと、なんだっけ。






あ、そうそううちの愛犬が散歩しない時の話だった。


とにかくうちの愛犬は散歩にムラがある。

もうあまりに歩かない時は抱っこして他の道に連れていって下ろしてやると、トボトボと少しだけ歩いてまた止まる。

また抱っこして他の道に連れていって下ろして、と繰り返している間に何とかウンコをしてもらうようにしなきゃいけないのだ。


うちの愛犬は5kgしかないが、それでも抱っこして歩いてを繰り返すとこちらもなかなか疲れてくる。


前の愛犬は保護犬でうちに来た時はかなりの老犬で病気でボロボロだったが、とにかく散歩が好きでどんな悪天候でも喜んで行った。
だから1年のうち、散歩に行かなかった日はまずない位散歩に連れていった。
自分自身の体調が悪い時は正直キツイ日もあったが、散歩の時のあの嬉しそうな愛犬の姿を思うともうどうしたって連れていってやろうと頑張れたものだ。


「犬って本当に散歩が好きなんだなぁ」としみじみ思っていたのに、うちに来た愛犬によってその常識は悉く覆された。



自分のテンションと天気がうまくマッチしないと散歩に行きたくない犬もいるのだ。


その事を受け入れるのに私はなかなか時間がかかった。



本当にその子その子によって、性格は全然違うんだよなぁ。



それをそのまま受け入れてあげる事が必要なんだろうね。




愛犬の発作

2014-06-30 11:56:31 | 愛犬
昨夜就寝23時
起床6時半







27日の金曜日の夜のこと。



つわりで横になってた私とちょっと離れたところでくつろいでた愛犬が突然「ピー!ピー!ピー!」と聴いた事のない声で3回鳴いたので見てみたら、座ったままズズズと後退りしていた。
明らかに様子がおかしいので側に行って愛犬の名前を呼んでみたら、目の焦点が合ってなくて頭をゆっくりグルグルと回している。


「大丈夫だよ」と言いながら身体を撫でてやってたらふと、何事もなかったかのように普段の愛犬に戻ってスタスタと歩き出した。
試しに名前を呼ぶとこちらに駆け寄ってきて、お菓子をあげたらムシャムシャと食べた。

凄く長い時間に感じたけど3分くらいの出来事だったと思う。



旦那と動物病院に駆け込み、血液検査、心臓の動き、内蔵のエコー等色々と検査をしたがどこにも異常は見見られなかった。

そうなると後考えられるのは、不整脈か脳の異常。
獣医はもう少し様子を見てまた発作が起こるようなら脳のMRIをとろうという事になった。
今MRIをとってもいいが、発作が軽かった事とMRIをとるとなると全身麻酔をする事になるため慎重にいこうと。
不整脈は発作が起きた時に診ないと意味がないため3日間身体にホルター心電図をつけて検査する事になるが、今のところ発作が頻繁に起きてる訳ではないので得策ではないだろうと。





先代の愛犬も頻繁に同じような発作を起こしていた。
それは心臓病から来る発作だった。
彼は弁膜症から心肥大になり、最後は肺水腫になって苦しんだ。


それはそれは苦しそうで今思い出しても涙が溢れてくる。

今の愛犬の発作を見て押さえ込んでいた先代の子の事がフラッシュバックしてきて一気に落ちた。

怖い。
怖い。
怖い。

またこの子を失うのが怖くてたまらない。



先代の子の死後、私は激しく落ち込みペットロスになった。
町を歩いてる犬やテレビに出てくる犬なども一切視界に入れる事が出来なくなった。
「もう二度犬は飼わない」、そう思うほど辛く悲しい日々だった。
しかし、一年半が経ち気持ちが落ち着いた頃縁があって今の子を我が家に迎える事になった。

悩んで
悩んで
悩んで
夫婦で悩み抜いて出した決断だった。


先代の子もそうだったが今の子も飼い主に捨てられて行き場を無くした子だった。

飼い主に捨てられて雨の中土砂降りの中をさ迷っていた所を保護されていた。
生まれつきなのかは分からないが、我が家に来た時片目は白内障で全く見えてなかった。
そんな状態でよく事故に遭わず無事でいてくれたと思う。
でも我が家に迎えてから全身の健康診断をしたが他にはどこにも異常無い健康体だった。
それから1年。
毎日よく食べ、よく遊んで、よく寝る元気一杯の子。
今のところはまだ発作は出ていないし相変わらず元気な愛犬だが、私の頭の中は不安で一杯だ。

動物を飼うという事はこういう事だ。

普通に考えたら自分より先に逝く存在を育てる事はその子の老いや最期を診とる覚悟が必要だ。


頭では分かっているが、気持ちは全然ついていかないのが正直なところだ。


でも先代の子の時も思ったが、私が出来る事はその日が来るまでとにかく「後悔」だけはしないように精一杯やれる事はやるだけだ。

この子の寂しさを、苦しみを、少しでも取り除いて残りの人生を喜びと楽しみと安心で満たしてあげる事。
たくさんたくさん私を笑顔にしてくれて支えてくれて幸せを与えてくれたこの子を精一杯、ほんとに精一杯愛してあげようと思う。



でも、まだまだ長生きして一緒にいてくれよー