MoiMoi。のココデハナイ ドコカ。               

「この世界には私が撮らなければ誰も見たことがないものがあるのだと信じています」by ダイアン・アーバス。   

一応ホントの話。

2012-08-18 | コラム

その女性が駅のホームの階段上がってきた時、どきっとした。

歩き方がそっくり。

腰の動かし方、身振り、顔まで似ている。

似てないのは背の高さとスタイル。

この子はなかなかスタイル良かった。

着ている服も個性的でセンスがいい。

もしかしたら昔の彼女の娘かも。

なんて思っていたら、こちらに歩み寄ってきた。

「もしかしたら Mさんじゃありませんか?」

「えっ」

「母が写真を持っていたんです」

「僕の?」

「そうです。二人一緒に写っていました」

やばい、二人で写っている写真と言えば、あんときのしか無いはず。

「いやー参ったなー」

「少しお時間ありますか?」

「あっハイ」

「色々お聞きしたい事があるんです」

「それじゃ僕のよく知ってるホテルが近くにありますから、そこのラウンジで」

そして僕らはホテルで一夜を共にしたのでありました。

なんてわきゃねーです。

そんな事になっていたら、ここに書きません。

しかし似ていたのはホント。

電車が来るまで時々ちらっと見たけど奇麗なおねーちゃんだった。

彼女は鈍行に乗って行ってしまったので、この話はおしまいだけど、恋愛小説家だったら書けるんだろーな、この後のストーリー。

イイナー!。












 

コメント (2)
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