モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

着想とか閃きって簡単なことに隠されている

2012年01月06日 | 何故 十兵衛は?
12・1・6

きのうのつづき
出口を見失ったような堂々巡りの議論が続いた。
そして偶然と云うか、ポロっと出たようなアイデアで方向性を見出した。

「外出機会の少ないお年寄りに外の様子を話題にしよう……」

外の様子の連想から季節の話題だったら案外簡単に書けそう……。

難問が一挙に解決した。

「桜が咲きました!散りました!」程度の季節の話題を見つければ
2、3行のはがき文は書ける。

「季節の話題」から俳句を連想、
水原秋桜子編の「俳句小歳時記」を買った。

俳句を読むためでもなく詠むためでもない、

季語の説明文に季節の話題になるフレーズを探す。

この小歳時記一冊あればはがきに書く程度のフレーズを7,8通り探すのは簡単だった。

季語ごとに紹介されている10句程度の例句も気軽に負担なく読めた。

解からないのが当たり前で時々解かる句がある。
ワカラナイ、ワカラナイ、ワカッタ! ワカラナイ、ワカッタ! ワカラナイ……

こんな調子で少しも気負いなく例句を読んだ。

俳句をかなり乱暴に読み続けているうちに、

「老いの身に故郷ありて栗とどく」の句に出会った。作者は男だろう、

と思ったら作者は松本つや女、女か……

女が自分のことを老いの身って云うかな……程度の疑問を感じた。
だがその先を詮索することなく数年過ぎた。